500段の階段を上り、ここで改めてDuomoと呼ばれるサンタ・マリア・デル・
フィオーレ大聖堂(Santa Maria del Fiore)をご紹介。
「花の聖母の大聖堂」と呼ばれるドゥオーモは1296年に着工し、140年後の年月をかけて
1436年に完成した。建物の奥行きは153m、ドームの高さは100mを超える。設計を担当し
たのは、公募によって選ばれた建築家ブルネレスキ。彼は、レンガの重みに耐えられる
ドーム屋根を造るために、屋根を二重構造にすることを提案。その画期的な建築方法に
より、屋根の美しいアーチが保たれている。
ファサード(写真右)は、カンビオが手がけた装飾は。1587年に取り壊されており、
現在のものは19世紀の再建。色大理石を使った幾何学模様は精緻の極み。
広場にはドゥオーモをはじめ、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ジョットの鐘楼と、3つの
建物がある。これらの建設に力を尽くしたのは、スネッサンスの繁栄を支えた銀行家や
商人たちだった。
ドゥオーモの正面に立つ八角形のサン・ジョヴァンニ洗礼堂(Battistero di San Giovanni)。聖ジョヴァンニ(洗礼者ヨハネ)に捧げるため、11世紀に建設された。
中世にはダンテをはじめとする多くの人々が、ここで洗礼を受けたといわれている。
14~15世紀に建物に青銅製の3つの門のうち、南門はアンドレア・ピサーノが、
北門と東門はロレンツォ・ギベルティが制作を担当した。
東門の扉にある、旧約聖書をモチーフとしたレリーフは、その美しさに感動した
ミケランジェロが「天国の門」と賞賛したことから、現在はその名前で知られている。
右扉の上から3枚目のパネルの左下にギベルティの自画像がある。(写真右)
その他、1220年から1世紀以上をかけて制作された天井画『最後の審判』は必見らしい。
フィオーレ大聖堂(Santa Maria del Fiore)をご紹介。
「花の聖母の大聖堂」と呼ばれるドゥオーモは1296年に着工し、140年後の年月をかけて
1436年に完成した。建物の奥行きは153m、ドームの高さは100mを超える。設計を担当し
たのは、公募によって選ばれた建築家ブルネレスキ。彼は、レンガの重みに耐えられる
ドーム屋根を造るために、屋根を二重構造にすることを提案。その画期的な建築方法に
より、屋根の美しいアーチが保たれている。
ファサード(写真右)は、カンビオが手がけた装飾は。1587年に取り壊されており、
現在のものは19世紀の再建。色大理石を使った幾何学模様は精緻の極み。
広場にはドゥオーモをはじめ、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ジョットの鐘楼と、3つの
建物がある。これらの建設に力を尽くしたのは、スネッサンスの繁栄を支えた銀行家や
商人たちだった。
ドゥオーモの正面に立つ八角形のサン・ジョヴァンニ洗礼堂(Battistero di San Giovanni)。聖ジョヴァンニ(洗礼者ヨハネ)に捧げるため、11世紀に建設された。
中世にはダンテをはじめとする多くの人々が、ここで洗礼を受けたといわれている。
14~15世紀に建物に青銅製の3つの門のうち、南門はアンドレア・ピサーノが、
北門と東門はロレンツォ・ギベルティが制作を担当した。
東門の扉にある、旧約聖書をモチーフとしたレリーフは、その美しさに感動した
ミケランジェロが「天国の門」と賞賛したことから、現在はその名前で知られている。
右扉の上から3枚目のパネルの左下にギベルティの自画像がある。(写真右)
その他、1220年から1世紀以上をかけて制作された天井画『最後の審判』は必見らしい。
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