直島で週末を過ごしている頃、兵庫県の国鉄旧篠山線(ささやま)ではこんなイベントが行われていた。
なんでも、うるう年だった廃線の年にちなんで、うるう年に篠山線のイベントを行おうという企画。
それもナント!
篠山線の廃線後にプラレールを走らせようという素晴らしい企画である。
そんな様子を朝のテレ朝の番組で取り上げていたのをたまたま見たのだが、
とても健気で愛らしいプラレールの車体に感動。
全国から届いたなんと、8000本の青いレールの往復2km道のりをよたよたしながらも、確実に進んでいる姿はとても励まされる。
乾電池で走るプラレールのキハ17系だが、それこそパナソニック辺りがスポンサーにつけばいいのにとも思うが、企業の手垢のついていない、地味だけど純粋なイベントだからイイのかもしれない。
途中、動物や子供達が行くてを阻むので、冷や冷やしたシーンはあったが、何とか折り返し、無事ゴール。
プラレールは昔からあの青いレールのサイズを変えプラレールがたことが無いそうで、お祖父ちゃん、お父さん、孫と引き継がれて遊ぶことの出来る稀少な玩具だ。
しかも多少のことでは壊れない。
NゲージやHOもいいが、やっぱり私はチープだけど代々引き継がれてきた味わいのあるプラレールがいいなあ。
そんな篠山線のキハ17系が欲しくなり検索したが、オリジナルのようで売っていなかった。残念。
うるう年にイベントだそうなので、4年後にチャンスがあったら参加してみたい。
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↓ネットで呼びかけ、全国から届いた8,000本の青いレール。
中には新品も。
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途中、駅なんかもあります(笑)
しゃがみこんで、じっと見つめる子供たちも可愛い。
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プラレールの篠山線も2両編成。
愛らしい走行ぶりだ。
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人間と比べるとこんなにちっちゃい。
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鉄橋?もある。
1kmの折り返し地点を無事に通過。
残りあと半分だ!
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篠山線の運転士をしていた火田さんも見守る。
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火田さんはお客様が乗っていると思うと語るが、まさに皆んなの思いがお客様になって、プラレールのキハ17系の車両に詰まっているように思える。
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そして、2kmの旅を無事に終えて終着駅に到着!
途中で止まっちゃうんじゃないか、脱線しちゃうんじゃないかとハラハラ、ドキドキしただけに、
感動的な瞬間であった。
2016年3月1日 テレビ朝日 モーニングバードより
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旧国鉄篠山線は、1944年(昭和19年)から1972年(昭和47年)まで篠山口駅~福住駅間約17.6kmを運行していました。
■下記の呼びかけにより、全国から8,000本のプラレールが届いた。
1972年(昭和47年)に廃線となった旧国鉄篠山線のお別れ列車を、
プラレールで再現するイベントが2月28日(日曜日)に八上上-八上内の廃線跡で開催されます。
市民団体「チーム・リボーン篠山線」の皆さんが
「うるう年だった廃線の年にちなみ、うるう年は篠山線の年に」との思いでイベントを企画。
「八上ストレート」と呼ばれる約3kmの直線区間に、全国各地の鉄道ファンなどから寄せられたプラレールを並べ、お別れ列車を模したおもちゃの列車を走らせます。
当日は9時30分からプラレールを並べる作業がスタートし、お昼ごろに約1kmの区間を3時間近くかけて往復する予定です。
会場には駐車場がありませんので、車の場合は城東公民館に駐車し、徒歩で会場までお越しください。
http://www.city.sasayama.hyogo.jp/pc/photo/public-relations/post-846.html
http://www.kobe-np.co.jp/news/tanba/201602/sp/0008846143.shtml
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