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築地のうおがし銘茶の茶乃実倶楽部はOPEN当初から通っているお気に入りの茶房だが、10年近く経つというのに一度も行ったことがなかったので寄ることにした。
築地では和菓子とお茶で350円くらいだが、銀座では、煎茶500円、抹茶500円だった。同じ500円なら抹茶を飲もうと、一階でお願いすると、抹茶のお席は隙間が若干入るので寒いですがいいですか?と聞かれた。????と思いながらも、きっと窓側の席で、外気が寒いからそう気遣ってくれているんだろうなぁと思い、案内された三階席に着いてびっくり、隙間風というか、そけはテラス席だった
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そもそも建物自体がプレハブ系だし、かろうじて壁はあるが、屋根というか、日差しとの間は大きく隙間があいていてぴゅーぴゅー風が入ってくる。今日は暖かいからまだいいが、それでもコート無しではいられない。椅子もただのベンチでテーブルすらない。壁と屋根の間が空いているから壁とかも雨で傷んでしまっている。台風や雪の時は一体どおなってしまうのだろうか?
そうぞうするだけでも恐ろしい〓
寒々しい中、スタッフがお菓子を出してくれるが、テーブルがないのでまるで野点だ。そして、お濃い茶。これは築地にはないサービスだ
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味はグルタミンたっぷりな感じだが、香りがとても良く癒やされる
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濃い緑色と黒い茶碗のコントラストも美しかった。
そして、いよいよ抹茶だが、寒いからゆったり味わうと言うよりは、さっさと飲んで帰ろうと言う気分だ。ちなみに、煎茶の席は二階で、三階席があるからまだいいが、壁は三階からの通しないので、鉄筋の柱の隙間から三階の風が入ってくるのは必至である。
もちろん、二階席もベンチで、テーブルはない。多分、築地のように、お代わり用のお湯が振る舞われることもないのだろう
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多少値段は高くても、築地の良さを踏襲して欲しかった。これでは通りすがりの人達が、ちゃっちいお茶屋だなぁと誤解してしまうだろう。
本当に10年目の驚愕どある。知らないって恐ろしい。