今日は七拾七年会の観劇のため、渋谷のセルリアンの金田中の能楽堂へ。
武田宗典先生のご縁で毎回観に行っているのだが、ワークショップがあり、内容を解説してくれるので、初心者でも分かりやすいので、いい。
今回は武田文志先生が10月に大病をしたと聞いていたので心配でしたが、お元気そうだったので良かった。
演目は狂言が宗論。
浄土宗と法華宗の僧侶が繰り広げる珍道中。なかなか面白かった。
能は国栖(くず)。
都を追われた幼少の天武天皇が老夫婦に助けられ、やがて老夫婦が天女と蔵王権現となり聖代復興のために力を貸すというお話し。
動きのあるお話しと事前の解説や資料のおかげでかなり、楽しめた。
しかも、よく遭遇するショートヘアのマダムが地謡の歌詞をもっていて、こっそり覗かせていただいたおかげで、唄の内容もだいぶわかった。有り難い。
能は歌舞伎とは違い、なかなか厳しいみたいだが、伝統芸能を守るためにも、頑張っていってほしい。
今回は天武天皇役で子方の坊やが出ていた。小学生だろうか?可愛い男の子だった。長時間、微動だにせずじっとしていて凄い鍛錬だと思う。子供ながらに脱帽である。
休憩時間30分には金田中の軽食も購入できる。
残り1つの牛乳豆腐をつい食べてしまったでも美味しかった〓