今日は困っている人を助けてあげられない日だった。
電車で老夫婦がいて一席しか空いてなく、夫人が座られた。
老旦那に譲ってあげたかったが、一つあけての位置だったので、譲りずらかった。隣りのニイチャンが譲ってあげればいいのになぁと。
復路の買い物帰りの駅では、おばあさんが買い物カートを抱えて階段を降りている。持ってあげたいところだが、私も買い物帰りで両手が塞がっていた。
そうしたら後ろから来たオジサンが声をかけて荷物を降ろしてあげた。良かった
意外に年をとった人の方が親切だ。
ただ、この間、友達の旦那さんがガングリオンなのか足が痛くなってしまい歩行が不自由で、杖とキャリーバッグで通勤している。
そんな姿を見て沢山の人が階段で声をかけてくれるらしいのだが、パソコンや資料や財布も入っているので、大半の人は親切な人だとは思うけど、万が一、悪い人がいて持ち逃げされても足が不自由な状態では追いかけられないので、万が一と思うと怖くて、素直に人の親切も受けられないと言っていた。
確かにその危険性は無いとは言い切れない。親切心でこちらは言っても、相手の状況になってみないとわからないこともあるんだと思った。
また世の中には親切な人が多く、沢山の人が声をかけてくれるらしい。
そのたびに断るのが大変らしく、それが毎日の往復となると親切に言ってくれているとはわかっていても段々、嫌気がさしてきてしまうこともあるらしい。
ましてや断っているのに、何度も言われると本当に困るらしい。
親切にするのはいいことだと思うけど、親切の押し売りにはならないよう気をつけようと思った。