14 矢沢永吉 ラン&ラン 時間よ止まれ @Los Angeles
これ、ほんと懐かしい!小6の頃、横浜市内に当時出来たばかりのスイミングスクールで選手育成コース第1期生として、毎日毎日夜遅~くまで、水泳の練習をしていました。
その頃、ちょうど山口百恵のプレイバックパート2、ピンクレディーの渚のシンドバットなんかが流行ってたのを覚えています。帰りの送迎バスのラジオでよく耳にした曲ですね。水泳の練習はとても厳しくて、通常の練習時間をオーバーして送迎バスが無くなる夜遅い時間までトレーニングしました。
そんな時に、怖かったコーチが自家用車で練習後に自宅まで送ってくれましたが、何時もカセットで流れていた曲が、永ちゃんの「時間よ止まれ」。
何気に聞いていた永ちゃんの曲ですが、まさか今でも好んで聴くとは思っていなかった。
そのコーチはとにかく、ものすごい怖い人で毎回疲れきった最後にタイムを測るんだけど、チョットでもタイムが遅いとメチャクチャ怒られた。みんなも必死に泳ぐんだけど、やる度にドンドン体力が消耗して何度やっても好タイムが出せない!
それはそのはず、最初からコーチに満足してもらう泳ぎをしたいから皆んな一番最初からパワー全開で泳ぐんだから。コーチも良いタイムが出たらすぐに終わるぞ!なんて言うんだけど終わった試しがありませんでした(笑)
怒られないように必死に何度も何度も泳ぐんだけど、泳ぎながら泣いているから水は飲むわひゃっくりは出るわで、いくらトライしてもタイムは全然上がらない。多分人生の中で一番厳しかった経験をした時代だと思います。
あの時に、あれだけ苦しい思いを乗り越えて来たんだから、体力面ではこれまで苦しいと思った事は一度もない。これはホント!あとは人と人との関係。これが俺の今後の課題だと思う。人を傷つけず相手の気持ちを理解して、しっかりサポートできるか。そこが大事なところ。
これからは自分の競技実績を伸ばすことよりも、どこまで仲間をサポートできるか、どこまで仲間を最高のステージに立たせることが出来るかが大事だと考えています。
それには自分自身がそれなりの活動、実績を残さないと行けないと思う。
時間よ止まれ、いい曲ですが、時間は止めたり戻すことが出来ないから、後に成って後悔しないように前を向いて歩いて行きましょう。