昨夜、ウイスキーを飲んで最後にイナバのチキンとインドカレーの缶詰を食べようと、カン蓋をめくり取って、蓋裏についてるカレーを舐めたら、角度を間違えスッパリとベロを切ってしまい、暫く血が止まらなかった。舌の場合、圧迫止血が出来ないのでかなり血を飲んだきがする。
さて、話は変わりますが、2020年東京オリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の建築をめぐり議論が生じています。
コンペで選ばれたデザインだと、予算の倍となる3000億円がかかることがわかり、プロジェクトを進める日本スポーツ振興センター(JSC)は計画を見直し、修正案を6月にまとめて、当初の案とは大きく外観が異なりました。
主な意見は、当初コンペで選ばれた、ザハ・ハディド氏のデザインのまま建てるべき、といったものや、計画自体を一旦白紙に戻すべき、建て替えではなく現在ある競技場を改築すべき、と言った感じだそうですね。
現在の国立競技場は7月に解体作業が始まりますが、こうした状況の中、英字紙のジャパン・タイムズは社説でザハ・ハディドの案を「美しい神宮外苑の公園に、うっかり落とされた醜いプラダのバッグのようだ」と酷評しているようです。「ザハ・ハティドの呪い」とまで表現して(笑)、「政府は白紙に戻すべき」と主張している。
過去のオリンピックのスタジアムの建築費と比較した表を見ると、とんでもないことがわかります。
1996 アトランタ 220億円(8万5000人収容)
2000 シドニー 460億円(8万3500人収容)
2004 アテネ 360億円(7万1000人収容)
2008 北 京 380億円(9万1000人収容)
2012 ロンドン 650億円(8万人収容)
2016 リ オ 450億円(7万8000人収容)
そして、東京メーンスタジアムはてーと!!
2020 東 京 2520億(アーチだけで765億円)💦💦
日本はアーチのお金だけで、過去のスタジアムの建築費を上回っています。
将来負担する修繕費と大規模改修費はいったいいくら掛かるのでしょう?さらに年間維持費は・・・。確実に将来への負の遺産となることが見えてるのに、さて、どうなることか。もっと違う場所へ、国民のためにお金を使って欲しいものです。
日本のことわざで、ない袖は振れない(実際に無いものはどうしようもないということのたとえ)と言いますが、ない袖をどうふるのでしょうか。