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アナログ礼賛 シェルリード線とは マニアックな話し

2023年01月05日 | アナログ礼賛

新春 第一弾 は、、

  オーディオマニアのディープな

    ”しょーもない” ネタを掘ってみますかネェ・・

一般に『レコードをかける』と云えばレコードプレーヤーが必要なのですが、一口にプレーヤーと云っても キャビネット、モーター、ターンテーブル、トーンアーム、カートリッジ、加えて針先etcと幾つものパーツで構成されておりまして マニアともなれば  その一つ一つに情熱とコダワリをもってアレコレの中から吟味し尽くし厳選して組み上げるわけなんです。

今回は そんなマニアの世界でも余り話題にされない、目立たない 極めてディープなパーツにスポットを当ててゆきます~

                    左の黒いシェルはマグネシウムも含まれているみたいです

  わずか10cmにも足らない電線です

コレは”シェルリード線”と云って、カートリッジ(いわゆるレコード針部分)シェル(針先をトーンアームに固定する金具)を接続する配線となります。

普通は、こんな短い線なら 何を使っても変わりは無い と思われるでしょ~

とっところがところが、、 コイツが音質に多大な影響を与えるわけなんですわ  今から十年も前にヤフオクにオリジナル製作のシェルリード線を多数出品されている専門家に出会ってしまい 現在は3種類ほどを所有しております。

コチラが一番最初に入手したモノ Cardsは米国のオーディオパーツメーカーで以前は一番のお気に入りでした  

★ 華やかな高域と分解能の高いサウンドが特徴  それに加え、更なる分解能アップを目指しアース線をCelloのリード線(右側)に入れ替えるという強力なコダワリ!

 

次に入手したのが THERMAX でした

 ★ クセのないバランスの整った高音質 これと云った特徴の見当たらない優等生的な印象

 

実は以前使用していたアンプはレコードイコライザー部が それほど良くなかった為 シェルリード線の違いが今ほど明確には判りませんでした。しかし現状の真空管EQ(イコライザーの略)アンプでは わずかな違いもハッキリと表現してしまいます。

つい最近、カートリッジをortofon 2m red から blue  にグレードアップしました。そしたらメリットも多かったのですが イマイチ低域不足というかパンチ力の不足を感じることになり、もう一度カートリッジを換えようか?と悩み始めておりました。

そんな折、フト  シェルリード線の専門家を想い出し ヤフオクを探したところ相変わらずご健在で多数を出品されておりました~  これ幸いと20種類以上もの中から選んだのが、低音のよく出るシェルリード線という説明のあったモノ

早速コチラのシェルリード線に交換して試聴したところ、、、

いやはや コリャ  すごいわ~ 低域がでるでる 

  思わず笑っちゃい位 豊かな低域です ウレシ~ 

なのですが 中域が若干引っ込んでしまう傾向もあり、このままでは満足できない感じ

この時点で気付いたのですが、どうやら交換する前は 二番目に入手した THERMAX を使っていたようでした。なので 大人しくパンチ力の感じられないサウンドに感じた  というわけです。

それならば元々のお気に入りの CardasCello の強力コンビにしたらどうだろ? で試してみたところ、華やかで分解能の高い”お好み”に近いサウンドになってきました!!

しかしながら、どうも低域が物足りない

そこで思い付いたのが、Cello アース線を今回入手した低域のよく出る SURRA に入れ替えたらどうなるだろう?

 → か な り 良 い で す !! 

  ほぼ自分好みのサウンドが実現しました

これこそマニアにしか理解できない(であろう?)、ディープなオーディオのお楽しみ

 

まさにドロ沼にズブズブを胸まで沈み込んでしまった感覚ですかネェ~

とうてい  抜  け  出  せ  ま せ ん


アナログ礼賛 今年最後の8枚 charlie parker,XAVIER CUGAT,chick corea,RETURN TO FOREVER etc

2022年12月27日 | アナログ礼賛

今年も残すところアト数日・・・

今春より始まった 新たなアナログ世界レコード芸術 のお楽しみは、益々一層と深まってきた感じです~

このところヤフオクにて格安中古盤を買い(落札)漁っておりますが、今回はなかなか思う通りには落札できませんでしたわ・・  と、云いますのも時期的に多くの方々がボーナスをもらって購買欲も高まっており、勢い落札価格が上昇する傾向がありまして、私の様なケチケチ入札者はことごとく競り負けした次第であります。十数枚も入札したのに落札できたのは8枚! それも、いわゆる有名アーチストの名盤など軽く一万円を超えたりと恐ろしい価格になってしまったりで、落札できたのは誰にも見向きされない様な人気薄な盤が中心となりました。

前回たまたま落札できたプロモ盤  というか『ラフテスト盤』というモノが 極めつけの高音質盤であり、 初期プレス盤の圧倒的な威力に打ちのめされたわけです。なので今回もプロモ盤すなわち非売品、テスト盤、ラフテスト盤などを集中的に狙ったわけです。

   マズはプロモ盤 その1

とにかくレコードとしての高音質のみを目指しているので 楽曲も演奏者も全く知らず 、ただ単にプロモ盤というだけで選択 但しジャケット左上のDECCAの魅力的なロゴと木管+ピアノらしいので多分良好だろうと予想したのですが、、、

ラベルにも非売品の表示があり期待も高まる ってもんですが、、 録音の古さと録音状態も余り良くない感じでチョットあれ? でした~ 残 念 (落札価格385円)

   続いては、さんざん迷った挙句に入札した国内プロモ盤です

と云うのは 国内盤はピークが抑えられていたり音場の拡がりも狭くなってたりと 私の好みとは異なる音作りがされている場合が多く通常ならば国内盤を避けるようにしております。なので、あえて国内盤に期待をするのはどうかなぁ・・ しかしながら価格が安かったのでダメ元で選択

元来ビッグバンドJAZZも大好きだし若い頃は#&♭の大ファンでもありましたから、果たしてコチラは??? 

 コレはスゴイ!! 

 強烈な音圧が飛び出してくるような、

    正にレコードの醍醐味が溢れ出ている感じ

コチラを聴く限りは国内盤もなかなか良好だと再認識できる高音質 (落札価格347円) 

恐らくは初期プレス盤なのだろうと予想しますが 刻印などからは推定ができませんでした

   お次は、いわゆる4チャンネルのプロモ盤  

若い世代には4チャンネルと云っても判らないでしょうねぇ・・ アレは80年代?でしたか多分ビクターが初めだった?んじゃないでしょうか 左右に加え 更に部屋の後ろ壁に左右2個のスピーカーを設置し超ワイドな音場空間を作る という今の5.1chのハシリみたいな拡張ステレオ方式  

とあるオーディオ評論家・レコード蒐集家いわく 4chレコードは高音質が多い との弁があり、今回試しに選択してみたわけです。 (落札価格269円)

レスピーギの「ローマの松」ならばお気に入りの楽曲でもあるので コレならば と期待したのですが、、、 ウーム、ちょっと失敗だったかも・・・

   同じく4chレコード

同じ4chでも  お国orレーベルによって呼び方が異なるのか、コチラではQUADRAPHONIC=クワドラフォニックという”シャレた名称”になっておりますわ~

試聴してみると・・・ コレはおもしろい!!  なんと左右のステレオサウンドに加えて、後方の左右のサウンドも明確に聴こえてきますわ~  しかし無理矢理の感が強く、決して自然な音場にはならず、成程なぁコレが4chサウンドか!! に聴こえました  まさに上のジャケット絵画そのものでした (落札価格342円) 

センターラベルもゴールドでカッコイイですけどネェ~

   恒例?かな、ジャケ買い その1

なんと云っても  ドンキーに乗った大男がキッチュなジャケットでしょ 

もしかすると背景は 世界遺産のカッパドギヤ?なんですかねぇ?

で、そもそもレコード盤にはまったく期待もなく 悪くすりゃ砂ぼこりでザリザリの盤が現れるのかと思いきや、超キレイな盤でビックリ!! 録音状態も良好でトルコのフォーク音楽が楽しめます ノイズも少なく驚きだな  と思ったらナント、オランダ盤でした~ (落札価格188円!)  

   ジャケ買い その2

コレは 見つけたら手を出さないわけにはいかんでしょ~!! 

おまけにラテン音楽には欠かせないザビアクガート楽団ですわ

   ★ 音質も納得の高音質でした ラッキー 

ヘビロテの 愛 聴 盤 になること間違いなし (落札価格385円)

   コチラは極めつけ チャーリーパーカーwithストリングス

コチラは昔からCDでの愛聴盤でして、今回とうとうレコード盤にて入手することが出来ましたわ~  感 無 量

やっぱりCDで聴くよりもアナログで聴く方が趣きが深い感じがありますネェ・・ 不思議なことにCDで聴くより、より細かい部分までも聴き取れる感じがしておりますわ~

ちなみにコチラはオリジナル盤ではなく後年になっての再リリース盤

従って多少はヤフオクで競り合いには成りましたが大した高額にもならず落札できましたが、後日別バージョンのwithストリングスのオリジナル盤は2万円近くで競り落とされておりました!! 恐ろし~  (落札価格814円)

   まさかの国内盤 リターン トゥ フォレバー with チックコレア

JAZZファン もとい Fusionファンにはお馴染みのリターントゥフォレバーなんですが格安で出品されておりましたので迷わず入札したのですが、、 何故か競り合う事も無く簡単に落札できました。 そして到着して中身を見てビックリ!! なんと国内盤でしたわ~ 道理で入札者が居なかったわけ(矢張りJAZZファンには国内盤は不人気)だったわけだ (落札価格344円)

試聴してみると、案の定  迫力の無いサウンドになっておりました

 

いや~ 新たなお楽しみのレコード芸術の世界は、やり方によっては 大してお金をかけずでも 存分に楽しめる愉快な世界でもあり、来年も引き続き 深めてゆきたいと思います。

実は  早くも 次なる作戦をいくつも計画しており、より一層のドロ沼にはまり込んでいく所存でございます~


アナログ礼賛 遂に初期プレス盤か? THE TROMBONES INC

2022年12月14日 | アナログ礼賛

いよいよ、本格的にレコード掘りを始めたわけですが、、

マニアの世界では、初期プレス盤が物凄く珍重されるようです。当然ながら取引価格も高騰し、有名盤ともなると相当な高額で売買されております。

初期プレス盤というのは、楽曲がアナログテープに磁気記録されマスタリング調整が加えられた後に大規模なカッティングマシンでマスター盤が作られ、そのマスター盤により最初にプレスされたレコードが初期プレス(詳細までは理解していないので多少の間違いがあるかも・・)盤になるわけです

コレまで そう云った貴重な初期プレス盤には巡り合っておらず、果たして どんな感じなのだろうと想像するだけでしたが、、 

   今回、遂に入手できました!!

 ◎ 見た目は 普通の古ぼけたようなジャケットですわ~

前の紹介では、ダウンビート誌のトロンボーン部門の人気投票での上位数名の共演だろう?と推測したのですが、その後の情報で 1958年に米国在住のトロンボーン奏者から西海岸と東海岸から各10名ずつ 合計20名を一堂に集め大々的なトロンボーン合戦をする企画だったというのが判りました~  トロンボーンの共演と云えば J&K が有名だし完成度も高いのですが、、

 

 ◎ そう云った力のこもった企画ゆえ?ですから、音質にもコダワリがあったのかも? 

裏ジャケットの下方には、当時の最高峰?のミキサー卓が紹介されております

今となっては何の変哲も無い数字が書いてありますが、恐らくは当時(ナント60年以上も昔)ではスゴイ数値だったのでしょ~

 

   で、ここからが重要なところです

 マズ、下の写真をご覧いただきまして、、

コチラのレコードは、レコード会社 東芝EMIなのか、ワーナーパイオニアなのか、どちらか判りませんが、量産する前に 音源としての仕上がりをチェックする為の『ラフテスト盤』というモノみたいです インナースリーブの余白には 『 真中にブツ音 (ピアノ・ソロ) 』というチェック担当者のコメントまで記載してあります!!

 

実際にコチラを試聴してみると

   驚きの”キレ”の良さ

   正に”キレ  キレッ ” の新鮮なサウンド

とても60年以上も前に録音されたとは思えない!!

そのうえ、コレまでどの盤でも聴き取れなかった  「無音の音溝」と「楽曲スタート前のテープヒス音」までもハッキリと判りました。デジタル・ハイレゾならばアナログ録音の音源では無音とテープヒスは明確に聴き取れるのですが、まさかレコード盤において  そこまで聴き取れるとは思っておりませんでした 驚  き  の  連  続

例えるなら、多分二十数年前   初めてSACDが販売開始となり  有楽町のタワーレコードで初めてデモ機(SONYのSACD一号機だったか?)で試聴させてもらった時の感動に近いかも・・

唯一の残念は、左右に西海岸と東海岸の10名前後のトロンボーン奏者が居並ぶので   だんご状態のサウンド  に成ってしまっていることですかねぇ~

コチラが初期プレスを表す『1-A』の刻印ですわ

ここまでの記述は  少ない情報からの推測も多分に含まれておりますので、必ずしも全部が正解だとは言い切れないものの  恐らくは凡そ間違いないだろうと思っております

なので、やはり初期プレス盤は貴重なモノだと思います!!  

なにせ数十年前の録音ながらも今さっき録音された如くの超新鮮なサウンドで再生されるわけですから・・ 

お気に入りの一枚が現れたら無理しても入手した方が良いかも知れませんヨ~


アナログ礼賛 フォフレッシュメン、ダイアナロス、エマーソン・レーク&パーマー、etc

2022年12月05日 | アナログ礼賛

先に入手した 9枚のレコードですが、少しづつ聴き始めております(一気に聴いてしまっては勿体ないですから・・) 

今回はどちらかと云うとポピュラーや ロック系にも触手を伸ばしてみたわけですが、、 果たして結果は如何に?

 

ここで前から紹介したいと思いつつ  つい忘れてしまっていたのを追加したいので、マズはそちらから

コチラは ”一気に12枚” の中の一枚なんですが、ほぼジャケ買いみたいな感じ で、右下のテレフンケンのマークに魅かれて選択  現状では楽曲やら指揮者・演奏者などよりもレコードならではの『生々しさ』『臨場感』を探し求めているのでテレフンケン盤にも非常に興味をそそられるわけです。 

この盤は試聴して初めて、バッハと言えども今までに聴いたことのない未体験の音楽だと判りました。 器楽は一切なしで声楽コーラスのみです!!  モテットというのは霊歌の一種らしいもので、一聴の価値がありました。普通ではない  感覚に満ち溢れておりましたヨ~

 

 ◎  では今回入手した9枚の内から、一番ガッカリした1枚がコチラ

何しろ モータウンの女王ですからネェ~ さぞや彼女の歌声を臨場感たっぷりに生々しく聴けるものと期待していたのですが、、、

彼女の歌声が聴けるのはA面の一曲目だけ 若い人は知らないでしょうけど、昔々 ネスカフェのインスタントコーヒーのCMで流れていたアノ曲ですわ それも期待したほどの高音質でもなく極めて普通でした 

何しろ裏ジャケも彼女の顔アップですよ・・ これで歌っているのは一曲だけで残りは単なるインストの映画音楽でした  マァマァもっともOST(オリジナルサウンドトラック)とは明記されておりますが、いやはやでした~

 

 ◎  一転してコチラは凄い!!

前にも書いたように私はロックには興味が無かったのでELPエマーソン・レーク&パーマーは全く聴いたこともありませんでした(展覧会の絵をロックの人が演奏してる というのは耳にしたことは有りましたが、、)  たまたま入手したコチラは単なるロックなんかじゃない、相当に高度な音楽でした  

 この人は きっと 天才でしょ~  

  ひょっとしてオーケストラ譜面も自分で書いてしまっているのかも?

ジャケットも超立派な仕上がりで エンボスされた文字やマークが浮き上がっております 

この盤では  それ程の高音質感がありませんでしたけれど、 恐らくは初期プレス盤とかならば相当にぶっ飛んだ高音質が期待できる だろうと思わせてくれるものでしたわ~

 

 ◎  期待通りにも関わらず、、盤の 反り が致命傷

コチラも高音質を期待して選択した1枚(ボックスセットなので2枚)でしたが、、 残念ながら『 盤の 反 り 』がありイマイチでした  せっかく RCAのレッドシール盤 ということで録音も優秀  盤質も良好  を期待したのですが、米国盤にしては立派過ぎるボックスが仇となって盤に反りが生じておりました

立派過ぎる箱なので空間に余裕がでちゃって、レコード盤が押え付けられずフワフワして結局反りになったと思われます。 かなり残念なレコードでした

 

 ◎  コレには満足 フォフレッシュメン

これまでに3、4枚の同グループのレコードを持っておりますが、とうとう満足のいく1枚を入手できました。 録音も音質もマズマズ良好です、おまけにコレまで無かったwith strings の楽曲もありゴージャスな仕上がりになっております。

この裏ジャケも  表に合せて カッコ良いデザインになってます

 

 ◎  案の定 という感じか ビリーエクスタイン&クインシー・ジョーンズ

男性ボーカルがクインシー楽団をバックに歌いまくってますネ~  ライブ録音としてはマズマズ良好な感じでした  クインシー楽団好きな者からすると ヴォーカル抜きで演奏だけの方が嬉しい感じですけど・・・

 

 ◎  やっぱりアースは元気いっぱいだ

元々は初期のアースのサウンドを期待したのですが、少し時代が後になっており セプテンバーの頃とは異なるサウンド  しかしながら元気いっぱいのバチバチした感じはレコードで聴くと一層 迫力が増す 感じがします!! まさに アナログ ならではの迫力があります ウレシ~

とココまで紹介してきましたが、、 

実は今回 凄いレコードを入手することが出来ました

この凄いレコードについては次回 じっくり と紹介させて頂きます  乞う ご期待


アナログ礼賛 中古レコード 今回は9枚 ヘンデルからソウルまで

2022年11月28日 | アナログ礼賛

引き続き、中古レコードを発掘しております!!

ヤフオクにて ・超・強・力・な出品者に巡り合い、次から次に格安盤を掘り起こしているわけです。

先回は過去最高の、『 一気に12枚 』という暴挙にでたわけなんですが、、 如何せん と云うか、所詮は 格安盤のみを狙っておりますので、なかなか自分の好みに合致するモノも少ないわけで、今回は9枚 という状況であります。落札価格も1枚300円以下が中心ですので送料を合せても9枚で三千円弱で収まっております

コレまでは 主にクラッシクとJAZZ(ラテン系も含む)に絞り込んだ選択をしてきましたが、今回はいよいよROCK系にも触手を伸ばしてみましたヨ~  前回 たまたま見つけた MATT BIANCO を聴いてみたら かなり良かったので更にジャンルを拡げてみようと企んだわけです

 ◎  なぜかジャケットが、腕を広げた3枚で揃いましたネ・・・

アースって歴史も長いし 有名盤もあるのでしょうけれど たまたま格安盤があったので内容も無視して選択、ポールマッカートニーのWINGSは何曲か好きなのがあるし あれほどのビッグネームならばプロデューサーや録音エンジニアも超一流どこが付いてて  きっと高音質なんじゃないかという期待をもっての選択、同じくダイアナロスもモータウンの女王として超一流の録音だろうと期待

 

 ◎ やっぱり 金 管 系 も欲しい

という事で、たまたま見つけた2枚  MFホーン=メイナードファーガソンと云えばロッキーのテーマとか有名曲もあるわけですが、コチラは初期のブラスロック時代ですかネ~ 当たりハズレの差が大きそうです!

で、右側のトロンボーンが並んだジャケットは まだ詳しくライナーを読んでいないので判りませんが 恐らくはダウンビート誌のファン投票でトロンボーン部門の受賞者らがアンサンブルしているアルバムだろうと想像します  もっとも、こういった企画モノは大抵は期待を裏切られますので要注意ですわ

 

 ◎ もしかしたら、ひょっとしたら、良いかも?知れない  と期待を掛けた2枚

右側のフォフレッシュメンは昔から大好きなコーラスグループです 既に数枚のレコードを持っておりますが、ジャケットの様子から 何となく録音が良くて高音質なんじゃないかと 期待したわけなのですが、果たして???   

左側は、ビリーエクスタインという名前は聞いたことあるのですが全く知りません(どうやらボーカルなんですネ)が、クインシーが共演しているので    もしかしたら良好なライブ録音ではないか?と淡い期待を抱いて選択してみました

 

 ◎ 届いてビックリ 2枚組でした~

今回の一番の目玉 と云うか、まったくの未知数にて選んだ1枚(2枚組だったので2枚かも)がコチラの左側  

ELPこと、かつてのRock全盛期の雄 エマーソン・レーク&パーマー ですわ 私らが中学~高校時代に流行っていたのかも知れませんが 当時はRockには全然興味が無かったので全く知りません。たまたまオーディオ評論家・レコード収集家の先生が、ELPに優秀録音盤が多いという評価をされていたので ならばと選択してみたわけです。とにかく立派な作りのアルバムです。

右側はヘンデルのオルガン(教会のパイプオルガン)集ですが その部分には殆ど興味は無く、指揮者がアーサーフィドラー(かつてのボストンポップスochの指揮者)である事とRCAのレッドシール盤に高音質を期待したからなのです。コチラも立派なBOX仕様となっております(落札価格は、驚きの188円)

それぞれに、優秀録音と高音質を期待するわけなんですが、果たして当たりハズレは如何に?

深まりゆく秋の夜長に、1枚、1枚

    じっくりと検証してみたいと思います~


アナログ礼賛 独DMM盤、スイス盤、ドッビュシー、リー・リトナー、マットビアンコ、

2022年11月21日 | アナログ礼賛

先頃 かるく紹介した  レコード一気に12枚入手 した件ですが、、

聴いてみると矢張り当たり・ハズレが顕著にあるわけで、私にとっての ”アタリ盤” をピックアップ

 

 ◎  マズはコノ一枚から

楽曲も、演奏者も、まったく未知数(全然 知らない)ながらも、メイド・イン・スイス というだけで選択した一枚  どうやらバッハのフルート二重奏曲 

あくまでも個人的な勝手なイメージなんですが、、 オーディオ機器でもスイス製品は澄み切った高音質な感じがあり、恐らくはレコード盤も ノイズの少ないカッチリしたサウンドなんじゃないか という予想のもと選んでみたわけです。 

マアマア期待通りでしたネ~!! 何故ぼやかした表現か と云えば盤面からのノイズも少なく録音状態も優良なのですが、いかんせんデジタル録音だったわけです。それ故に、作り込まれたようなキレイな音がしております~

初期のデジタル録音は変換や復調の技術も熟成には至っておらず いわゆるデジタル臭い音(作為的に作り込まれた様なサウンド)になっており、せっかくレコードなのにアナログ特有の”生々しさ”というか”臨場感”がスポイルされてしまっており残念な限りでございました。

 

 ◎  次も残念ながらのデジタル録音

コチラは以前も書いたように独製のDMMであり、今回一番期待をかけた盤だったのですが、、

やはりこの時期のデジタル録音は 作為的に作り込んだサウンドに感じますわ~  確かにダイレクトカット盤のメリットが明確に表れており、他の盤よりもダイナミックレンジが広い感じがします  

やっぱりレコードはデジタル処理などを介さず、アナログ一筋に徹底して”臨場感”やら”生々しさ”を優先して欲しいですねぇ・・・ 

 

 ◎  今回 一番の 掘り出し

いわゆる『ジャケ買い』だったのですが、本当に素晴らしい盤に巡り合いました~

楽曲も最高!! 演奏もピカイチ!! さらに録音も素晴らしい!!

まさにジャケット写真(絵画かな?)そのもの あくまで繊細なハーモニーと美しく流れるような浮遊感  素  晴  ら  し ~

唯一  個人的に残念と感じる点がありまして、、 楽曲の途中から にわかに盛り上がる(悪く云えば騒々しい)ところなんです。  コレはドビュッシーの楽曲に ほぼ共通するものでありまして、個人的な好みからすれば、静かでアンニュイな浮遊感のまま終始して欲しいのですが何故か途中に盛り上がり部分がありますネェ~  出来れば英国出身の作曲家DELIUS ディーリアス の楽曲みたいに、いつ始まったのか、いつ終わったのか、判らない位の 静かでフワフワしたまま 知らぬ間に終わってしまっている ような楽曲が欲しいものです   

し か し  コ チ ラ は  素  晴  ら  し  い  レ コ ード で し た

 

 ◎  次はJAZZ というかフュージョン系ですか Lee Ritenour  

参加ミュージシャンもゴキゲンなメンバー 特筆すべきはリズム隊が Steve Gadd & Abraham Laboriel という超強力・最高のお二人なんです 期待せずにはおれません!!  

なんですが、、 期待したNY録音のキリキリのタイトなサウンドではなく、いささかユル~イ感じの西海岸サウンドってな感じでしたわ~

実は少し前に入手したラリーカールトンのライブ盤が余りにも素晴らしいサウンドで、一気にエレキギターに目覚めてしまったのですが、 ちょっとコチラは方向性が異なってるかな・・・

 

 ◎ チョイト気分を換えて、最高にゴキゲンな一枚 

今から40年近く前、1980年代の半ば頃ですかねぇ、、 フュージョン真っ盛り 加えてAORも賑わっていた頃ですかねぇ、、 飛び切りゴキゲンなダンスミュージックとして突然出現したUKバンド(イタリアかな?)の MATT BIANCO のデビューアルバムです。

紅一点の Basia が カッコ良過ぎでした~

まさか、こんな想いで深いアルバムをレコードで聴けるなんて  思ってもみませんでした

改めてアナログで聴き直すと、またまた  そのカッコ良さ にしびれます!!

また ポピュラー音楽にも関わらず、アコースティックピアノをカッチリとセンターにもってくる録音手法は日本じゃ考えられなかっただろうしヨーロッパならではの録音流儀なのではないかと強く印象に残りました

いやはや、こうなるとロック系にも触手を伸ばさねばなりませんネェ~

ますます アナログ追及=レコード掘り が楽しくなってましたわ~


アナログ礼賛 中古レコード 一気に12枚 DMMダイレクトカット盤も

2022年11月07日 | アナログ礼賛

このところ次から次に中古レコードを入手しておりまして、、

今回は  コレまでの最高枚数=ナント12枚 を 一気にヤフオク落札いたしました~

世の中には熱心なレコード収集マニアの方もいらっしゃって 一度に数十枚も入手されることも日常茶飯事かも知れませんが、私にとって一度に10枚以上というのはかなり思い切った選択でありました。とわ云え、何しろ格安の中古盤が専門ですから送料込みで4千数百円で収まっておりますが、、

上の写真では それ程多くには見えませんが、一部には2枚組も含まれておりまして結構ズッシリと重量もありますわ~

内容を紹介しますと、

  ◎  マズはクラッシクの7枚

 

 ◎ このうち、下段の真ん中が特に期待の1枚なんですわ

通常のクラッシク ファンの方々でしたら、その楽曲がお好きであるとか、お好きな演奏家だったり、特にその演奏が素晴らしかった という様な正当な選択理由があるわけでしょうけれど、、

今回私がコチラを選んだ理由は、独製テレフンケン盤であり 更にはダイレクトカット盤(通常の製作プロセスの一部を省いて高音質を狙ったモノ?もしかすると認識間違いかも) である事なのです(落札価格385円)

 

  ◎  続いて残りは  ポピュラーが5枚

 ◎ コチラの中で、特に期待をかけているのが 上段の右端=ウィリーコローン

ラテン音楽好き、なかでもニューヨーク・サルサをこよなく愛するファンにとっては最重要人物のひとりでもあるウィリーコローンのアルバム(落札価格616円)をゲットできました~

 が、し  か  ~し

     いやはや、まったく 困りましたネェ・・

 

各アルバムの試聴に関しては次回から紹介することにしますが、、、

     実は以外な掘り出し物もあったりして・・


アナログ礼賛 レコードクリーニング バランスウォッシュ マイクロファイバークロス

2022年11月01日 | アナログ礼賛

ここ数か月で、いわゆるLPレコードを30枚近くも入手しております~

中には一枚千円前後のモノもありますが、ほとんどが一枚500円以下の格安中古盤ばかりでございます。そうすると盤の状態も悪く、コチラに届いてからのクリーニング作業が非常に重要な課題となってくるわけです!!

ネット検索をすると レコードクリーニングについて、古今東西 先人達の秘伝やら独自のクリーニング方法が あまた紹介されているわけなんですが、、

ウチでは過去十年来ズーッと『バランスウォッシャー』ひとすじです。 この洗浄液と専用クロスで必要十分なクオリティまで回復できるように感じてますので あえて他社製品を試すでもなく使い続けております。

この専用クロスは恐らくは工業用の精密機器専用に作られた使い捨てクロスだろうと思うのですが、毛羽立ちも少なく  とても柔らかで 使い勝手も良いです

 ◎  レイカ ビスコ33 をアップにしますと

         ◎  こ ん な 様 子 で す わ ~

そろそろ残りも少なくなってきたので、近所のタワレコに探しに行ったのですが 残念ながら当該品は無く、代わりに某有名中古ディスク専門店=disk union 御用達  公式クリーナー という たいそう ありがたいクロスを購入してきました。

が、しかし、、  

   コイツはかたい! 

       どうにも硬過ぎる! 

    大切なレコードをゴシゴシするには盤面へのダメージが心配になる

というわけで、毎度の 中華製ゲテモノも多く扱っているamazonにて手頃なクロスを探したところ期待のできるモノが見つかりました

同じような価格で数種類の外国製品(恐らくは中華製)もありましたが、精密製品の取り扱いに関してはやはり日本製品に軍配が上がるだろうと 純国産を謳った TEIJIN テイジンの製品を選んでみました

ここでチョイト話題がそれますが、コチラの製品レビューに気になるものがありました。

  それは上記の写真にある製品の紹介文に関するクレーム(?)のような・・・

矢印の如く、コチラは正規品としては出荷が出来なかったものの製品の機能には問題がない 旨の表示がありました。この事について 不良品をつかまされた の様に理解されクレームを書かれている方がおられましたが、、 どうなんでしょうかねぇ~

で、肝心なのはコチラのマイクロファイバークロスの機能です。

レコード盤面の状況を写真で表現するのは非常にムツカシイわけで、ましてマクロ接写レンズを使わずノーマル標準レンズだけでは マズ無理でしょ と思いつつ、、

 

コチラはつい最近入手したばかりの国内盤レコードです。 格安中古盤(落札価格269円)ながら程度は かなり良好でクリーニングせずでも十分に試聴できるレベルです。つやっつや の ピッカピカ

 

 ◎ 次は同じく格安中古盤ながら 輸入盤レコード(落札価格188円)を、前述の”バランスウォッシャー”と”TEIJINマイクロファイバークロス”にて磨き上げたモノです。

元々の状態も良かったのですが、左斜め下方向にうっすらと虹色の反射光が見えております!!

もう一枚も 同じく輸入盤レコードです。コチラは独テレフンケンで 更にDMM(ダイレクトカット)なので若干高め(落札価格385円)でした

   やはり うっすらと虹色の反射光が見えております。

どうやら、TEIJINのマイクロファイバークロスは相当に優秀なんじゃないか と察しております。なにしろ20×16cmという手頃なサイズで8枚(amazon送料込み880円)も入っておりますので、遠慮なくジャンジャンと使い廻せますし 使い捨てでなく汚れたら手荒いOKという気軽さも助かりますわ

クリーニング後の試聴でも、見た目のキレイさも気持ち的なバイアスになっているのか? 音質のレベルもアップしたように聴こえております

   コレは良いモノに

     巡り合いました~


アナログ礼賛 音の知識と技術 音楽心理学 

2022年10月22日 | アナログ礼賛

わずかずつながらも レコード芸術 に目覚めてきたわけですが、、

今さらではありますが、再び原点に立ち返って基本から見直してみようかな? てな軽い気持ちで図書館を物色してきました。

 ◎ マズ初めに目に入ったのがコチラ

まさにドンピシャの一冊 という感じです。

なんですが、、 コチラは極めて高度な内容を  それこそサラ~ッと書いてあります。

チョットだけ勝手に引用させてもらいますと

と云うような感じにサラサラと簡単そうに書かれておりますが、コレを理解して納得するには多義に渡る知識・情報を持っていなくてはなりません。 ひょっとすると今となっては少し古いテクノロジーなのかも知れませんが、数年前にD/Aコンバーターを導入する際には一生懸命 サンプリング周波数とかビット数とかを検討したものでした。

その前後にコノDSDなるモノが現れ、今でも その規格というか概要が判らないままであります。ちなみに、この先を読み進めると、PCM96kHz/24bit」と「DSD 2.8MHz」はだいたい同じ「情報量」で、実際 同じ曲ならファイル容量は似かよったものになります   という解説がされております。

で、いよいよ本題と云いましょうか 興味深い核心部に触れられるかとページを進めますと、、

  ◎  音を分析する話題となりまして

なんと、フーリエ変換までも出現してきました!!  

実は学生時代にも、このフーリエ変換の講義がありまして 今でも忘れられない想い出となっております。それは、その内容たるや 全く手も足も出ない というか、講師が日本語で説明しているにも関わらず 何を言っているのか全く判らない!! もう完全に『お前はここに座っているべきではない』と言われているかの様な寂しいどん底の気持ちに陥りました~  

  それ以来、このフーリエが出てくると絶望感が蘇ってきます。

 

では、気を取り直して  もう一冊

コチラは心理学ですからネェ~ より一層 難解な内容ですわ~

通常 我々が無意識に脳内で行われている事象を文章で表現するとなると やたら難解になってしまうようです。脳内で瞬時に処理される事柄を細かく分析すると、恐ろしいほど多くの処理がなされているのが判り驚かされます。

youtubeでしか見た事ないのですが、米国のボストンダイナミクス社の人型ロボットを御存知でしょうか? 二足で段差を走り回ったり、果ては”バク宙”まで軽々とやってみせます。コレを見ると、それらの動きは人間の動作 すなわち関節と筋肉の動きを徹底的に解析し、全体として重心のとり方(制御)も含めて それら全てをロボットで再現させた結果だろうと見てとれます。それらは超高速CPUと小型で強力なモーターがあってこそ実現したのでしょ~  

動作は外から見えるので、このように解析と再現が可能なのでしょうが、情動とか感情となると脳内の実体の無い様なモノでしょうから、そう簡単には解析することが出来ないのだろうと思われます。

「音楽は魅惑的で私たちの生活に不可欠のようにも思われますが、こうした感情の次元は正確に理解するにのには最もとらえどころのないものの一つです。」と、いきなり宣告されます。

「音楽に対する情動反応は、痛烈な一瞬の感覚から  強烈な持続的に世界観を変えるような状態まで多岐にわたります。約50%の人たちが音楽を聴いている時に、ぞくっとする感じを経験したことがあるといいます。背筋がゾクゾクするような快い感覚をきたし、鳥肌が胴体に広がり 腕の毛は逆立ちます。音楽的なゾクゾク感を感じやすい人たちは、ジェットコースター、スカイダイビング、あるいはエクストリームスポーツに惹きつけられる傾向にはありません。 ベートーヴェンが確実にゾクゾク感の引き金になる人もいれば、エルヴィスがその引き金になる人もいますが、どちらもゾクゾク感を引き出す瞬間には ある同じ特徴があります。それは、ほとんどの場合、おだやかな音から派手な音への、または あるキーから他のキーへの突然の変化、新しい楽器の追加、範囲の突然の移動 に関係しています」 という様な納得しやすい部分もありました。

人はまた、音楽学校の学生の演奏よりも世界的に有名なプロのピアニストの演奏であると告げられたときの方が、その独特の演奏を楽しむ傾向にあります。コレについては更に面白い表現もありまして、、 他の領域における品質についての情報インパクトに関する類似の研究の知見では、より高価な値札のついたワインを人々は より楽しむ ということを示す実験があります。 

恐らくは、こういったラベル付けというか  実際のパフォーマンスとは違う所に意識を持っていかれる傾向は強いだろうなぁ~ という気もしますね

 

いやはや、益々 より一層

 奥  深  い  音  の  世  界  に

   引き込まれてゆくようですわ~


アナログ礼賛 コルトレーン ラリー カールトン チック コリア

2022年10月15日 | アナログ礼賛

引き続き、秋の夜長に レコード芸術 を楽しんでおるわけですが、、

前回の新着レコード紹介ではクラッシクばかりでしたので 今回はジャズ、フュージョンです

ジャズアルバムでも、一流どころの名作となると必然的に高額取引になりますので 格安で入手できるのは やや本流から外れた 余り評判に上らないニッチな作品か、或いはジャケットや盤に問題アリのアルバム という事になります。しかし、あくまでもレコード本来の高音質を狙っているわけですから 盤面に問題があってはどうにもなりません!!

というわけで一流の中でも超一流 コルトレーン

コチラはご本人の没後に発掘された作品(多分そうだったと思いますが、違うかも?)を集めたアルバムです。写真からは判りにくいかも知れませんがジャケットの下の方が大きくダメージを受けております!! しかしながら盤面には一切問題がありませんから私には全く関係ありません。

コレは素晴らしい音質ですわ~ 

これを聴くと今までCD=デジタルで聴いていたコルトレーンは全部ウソだった と感じます。 

テナーサックスへ強大な肺活量から大量の空気が送り込まれ、図太く朗々と鳴り渡る  目の覚めるようなサウンド 

更に驚かされたのは、コルトレーンの吹くソプラノサックスはテナーばりに図太い!! 一般的に耳にするソプラノサックスは軽やかでヒラヒラしたサウンドなんですが、コルトレーンのは全く異なるモノでしたネ~  

このアルバムには入ってませんが、アノmy favorite things の長~いソプラノのソロも是非ともレコードで聴いてみたいものですわ

 

次なるはフュージョン系ギターの名手 ラリーカールトン

コチラは上記のコルトレーンと同じ業者が出品していたモノで、複数枚でも配送料が同じなのでダメ元でおまけ程度に落札しました。ラリーカールトンはアルバム数も多く CDも数枚所有しているわけですがコチラは知らないタイトルなので演奏も音質も全く期待せずに落札したわけです。

いやはや、何とも  生々しさと臨場感に溢れたサウンドです!!  

本当にフレッシュなサウンドで、今まさに  そこで演奏してもらっているんじゃないかと錯覚する位の臨場感で迫ってきますわ~

恐らくは小振りなライブハウスでの録音だと思われますが、とにかくライブ感というか空気感が伝わってきます。それに加え、先程のコルトレーン同様に、これまで聴いてきたラリーカールトンのギターサウンドは全部ウソだった という感じ

エレキギター って、こんなにも気持ちの良い音 だったのですネ~ またまたの繰り返しになりますが、恐らくの推測ながら、、 デジタルで この気持ち良いサウンドを聴くには6桁(百万)以上のハイエンド機器が必要なんじゃないですかねぇ・・

 

最後に追加なのですが、、

コチラは今回の新着ではなく、過去からのコレクションですチックコリアのフレンズ

何故に2枚同じアルバムを所有しているのか?

   今となっては記憶が定かでなく??ですが、、

何でだろうと2枚を聴いてみると 驚きの事実が!!

曲はじめの数音、わずか一小節か二小節を聴いただけでハッキリしました  

マズ、コチラの盤は、まるで抜けの悪い こもった様な 困ったサウンドですわ~ もしコチラだけを聴いていたら このアルバムは以降 滅多に聴くことはなかったでしょー

 

◎ コチラは、上の盤とマトリクス番号も全部同じなのですが、、

  ★ 驚 き の 高 音 質 

超クリアーすっきり伸び伸び気持ちの良いサウンド 正に ヘビーローテーションの愛聴盤です。ということは、恐らく何かの情報を得てコチラの高音質盤を入手した という事だったわけですね イヤ~ これは本当にラッキーでした

しかし同じレコードでも、更には同じマトリクス番号でも プレスによって、ここまでサウンドが異なるとは!! 

ますます レコード芸術 の奥深い世界にズブズブと沈み込んでゆく ようで  末恐ろしいことです~