前回メインヒューズを『スーパークライオヒューズ』に交換して、とても良い結果が得られました。
こうなると、もっと上へ 更なる音質向上(改悪かも?・・・)を目指したくなります!!
そこで、かねてより ウッスラと 考えておりました、5バンドイコライザーのオペアンプの再度交換を実行してみました。
かつてのオーバーホールの際、5個のうち3個は交換しております。
10K・・・LM6172へ換装
500と1.5K・・・LME49860へ換装
30と150・・・4558(オリジナルのまま)
これには一応意図がありまして、高域を伸ばして、中域は分解能を高めて、低域は分厚い本来のサウンドを残す という目論見での選択でした。
この交換(換装)はそれなりに成功だったと思っておりますが、今回は低域の改善を意図した交換をしてみました。 ヒューズの交換により若干低域が多くなり過ぎた感じがしますので、それをスッキリさせるためです。
10Kと1.5K・・・LM6172へ
500と150と30・・・LME49860へ
上記の構成だと、ひょっとすると軽くなり過ぎるかも?という予想もありますが、具合が悪けりゃ元に戻せばいい(なにせICソケットですから数秒で交換可能です!)ので、全く心配なく気軽に交換しました。
ど う や ら 成 功 で し た ~
全体的にクリアー感が増して、音像が浮き上がってくるような感じになってきました。
案の定 低域がスッキリと整理されたように過剰感が解消されました。
・ ・ ・ ということは 、 、 、
とうとう 遂に、本来のMcIntoshの本来のサウンドからすっかり決別してしまった感じです。中域からの分厚い低域が薄れて、どちらかというと透明感を感じるような繊細な雰囲気を感じさせるようなサウンドになってきました。
どうやら、C34V の分厚いサウンドの『秘密』は、 数十個も使われているオペアンプ4558だったのだと思われます。とくに 5バンドイコライザのオペアンプはサウンド決定の肝(きも)だったのですネェ~
天板の一部を開くだけで交換できますので、試しに交換されてみると面白いと思いますヨ