前回のパワーFETの抵抗交換(セメント抵抗から無誘導巻線抵抗へ)では、期待したほどの音質改善が感じられませんでした~
◆ そこで、次なるパーツの交換を進めてみました。
《 その1 パワーアンプ回路の初段に入っている抵抗 》
回路図では470Ωとなってましたが、実際の基板には47kΩの抵抗がついておりました。 手持ちが無かったのでアキバで調達したのですが、、、現行のお気に入り タクマンのREYシリーズが ナント 47kΩが欠品しておりました!
ア リ ャ ~ 他のショップを探しに行くか ・ ・ ・ と思いつつ別の棚に目を向けると、
オ ッ 、 オ ッ ー ー やや憧れの 『VISAY/DALE RN-55D』 の抵抗が目に入ってきました!
47kΩも在庫ありだったし、試しに2本だけならと、思い切って購入してみました。
《 その2 パワーアンプ回路のケミコン 》
コンデンサはこだわれば、抵抗以上に選択肢がひろくピンキリなんですが、このところは外観の見栄えもカッコイイので『 TOSHIN jovial 』 を選んでおります。
シルバーに輝くなかに黒文字が、じつに引き締まった印象なんです~
《 その3 パワーアンプ回路 出力の抵抗 》
パワーアンプの最終的な出力回路にセメント抵抗がありまして、こちらも 『 OHMITE 無誘導巻線抵抗 』 に交換いたしました。
この抵抗も外観がシャープな印象なので今後もしばしば登場するかも知れませんネ~
本当なら、抵抗の脇に見える ”黒い四角い箱” (スピーカー保護のリレー)も交換したいところなのですが、随分と昔に既に廃盤となっている製品なので入手できませんでした。
《 その4 プリアンプ回路のケミコン 》
前回のプリアンプ回路でのパーツ交換の際、部品が無かったので交換できなかったケミコンがありました。その取り付け部を見ると何やら妙な汚れ?があります! 液モレでしょうか?
コレは、どうしても交換しなければならないと思っておりましたが、やや部品調達に手間取りました。
なにしろ耐圧100Vのケミコンはアキバでも在庫しているショップが見つからず、やっと通販業者より入手できました。
基板実装後の写真で判りづらいですが、青矢印が47μ100VのKZです。
本当なら 『TOSHIN joval』 を使いたいところでしたが、 『ニチコン KZ』 を使っております。
さ ~ て 、 さ ~ て 、、、
肝心の音質変化のチェックですが ・ ・ ・
☆ か な り 良 く な り ま し た ~
真空管の交換に始まり、無誘導巻線抵抗への交換で、少しづつ左右の拡がりが広がったりしてきましたが、今回の改善は一層明確でした!! このクラス(プリメインで10万以下)なら この程度だろうと、なかば諦めというか納得というか、、、という感覚が薄らいできました。
ヘ ェ ~ こ ん な に 鳴 る の か ~
というような印象のサウンドになってきました!!
今回の決め手は、恐らくプリアンプ回路のケミコン交換と、パワーアンプ入力の抵抗DALE RN-55への交換だったんじゃないかと考えております(何せ、毎度ながら、複数個所を一気に交換してしまうので、個別の判断が出来ません!)。
しかし、こうなると、、、
どうしても こうしても、
さらなる上を目指すしかないですね!!!
◆ ◆ つぎなる一手としては 電源回路のパーツ交換するしかないですネ~!!
まさに ど ろ 沼 ・ ・ おいそれとは抜け出せませ~ん