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真夏に聴く キューバ音楽 その2 ボレロ(Bolero)からフィーリン(Filin) +南佳孝 South of the Border

2023年08月18日 | 音楽

お盆を過ぎて、若干(?)は朝晩に秋の気配も感じられるような気もしますが、、

日中は相変わらずの猛暑が続いておりまして、この暑さじゃ じっ~くり 音楽を聴く気にもなれず、、 ですが こんな時期にはキューバ音楽の”ボレロ”が オススメ と少し前のブログで紹介しました。

そこで久し振りに ボレロ についてネット検索したところ、正にドンピシャのサイトが見つかりました!! 

https://www.ahora-tyo.com/category/index.php?type=CUBA+%26+CARIB&category=BOLERO

実はコチラのショップは随分と昔から存じ上げていたのですが、以前は世界各国の土着的な民族音楽みたいなのが中心で私の興味とは少し離れているように認識しておりました。今回久し振りにサイトを拝見したところ 好みにバッチリ適合した ボレロ関連が超・充実しておりました~

そこで、迷いに迷った挙句に2枚のアルバムを入手

  マズは オムニバス盤から FILIN ARMONICA  フィーリン ハルモニカ

未だにイチオシのアーティストが定まっておらず、どれから聴いたら良いのか判らない状況なので より多くのアーティストを聴いて自分のお好みを探るべくオムニバスを選択

すると、どうやら ボレロ も時代と共に進化しているようで 1950~60年頃からは より洗練された フィーリン という音楽形に進化していったようです。

そんな変遷の歴史を探るとともに 自分好みのアーティストを探し求めるのも ”お愉しみ” の一つです。驚いたことにコチラのアルバムは、上記サイトのショップ(アオラ・コーポレーション)がオリジナルレーベルとして独自で音源を発掘しコンピレーションした盤なのですネェ~  ジャケット脇の紹介文にも独自の解説が詳しかったり、付属のライナーノーツには更に詳しいアーティスト情報などもありマニア必見なんじゃないか と思われます。

ゆ~ったりしたスローなテンポで 切々と歌い上げるボーカル 脇から聴こえるボンゴが より気分をリラックスさせてくれるようです。 まさにコノをサウンドを求めておりました!!

 

  やっぱり ボレロ と云えば 女性ボーカルが必須かも  OLGA RIVERO オルガ・リベーロ

ボレロ を聴くならば やっぱり女性ボーカルが欠かせない  と云うワケで 多くの中からコチラを選択

コチラのオンラインショップは試し聴きが出来るようになっており、気になったアルバムを その場でチョイ聴きすることができます。ボレロ系アルバムにも 数多くの女性ボーカルがいらっしゃるのですが、それぞれに特徴があり 好みを探すのも また ”お愉しみ” でありまして、今回はコチラが一番しっくりくる感じでした

解説文が実に的確で、それぞれ聴いてみると『あ~ 確かに その通りだわ~』と表現の正確さにも驚かされました~ 

こうなると、もっと他のアーティストの楽曲も気になってくるわけで、、 実は既に第二弾を発注してしまいましたわ・・

 

で、前のブログにも書きましたが コレらのキューバ音楽を聴くのは、気張ったステレオとかじゃなく  小型ラジオ とか ラジカセ みたいので、隣の部屋から小さく聴こえてくるのが一番

多分30年?位前から持ってるような、なんとカセットも付いてる(使用できるか?) 本当の”ラジカセ”で楽しんでおります!!

 

   と、ここにきて フト ある楽曲を思い出しました

前からヘビーローテーションしている大好きなアルバムがありまして、、

   南佳孝   SOUTH OF THE BORDER サウス オフ ザ ボーダー

この中の一曲が 確かボレロっぽい  だったんじゃなかったかなぁ、、 と聴き直してみると

イヤ~ コレこそ ボレロ という楽曲がありました!!

作曲者もボレロが好きなのだろうけど、アレンジャーも相当 好きなんじゃないの? とライナーノーツ を見てみたら、、

   アッ チャ ~ なんと『 教 授 』ではありませんか 絶句~

実に ラテンフレーバー たっぷりの ピアノ も御披露くださってもおりますので、気になる方は是非ともお聴きになってくださいませ  トロピカルダンディ=細野晴臣 先生のベースも雰囲気を盛り上げてくれておりますヨ~

 

いやはや、ますます一層 キューバ音楽  ボレロ の世界に引き込まれております~

もしかすると、フィーリン と呼ばれる都会派の洗練されたモノよりも やや土着系の元祖ボレロ の方が、より一層 興味を魅かれるのかも? など、もう少し聴き込んでゆきたいと思います。

真夏に聴く のも勿論なんですが、ひょっとすると このあと 『 過ぎ行く 夏の終わり にこそ ボレロ がピッタシ 』くるのかも知れませんネェ~