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アナログ礼賛 BOSTON POPS ダイレクトカット盤、PERLMAN EMI ODEON盤、日本masterSOUND盤、ROBBEN FORD、Deodato、Chick Corea

2024年01月29日 | アナログ礼賛

折々に、思い出したように、

  地味~に 続けております ”レコード掘り” ですが、、

新春の第一弾として先頃6枚の中古盤を入手いたしました

今回は、随分と以前からズーッと欲しいと思っている1枚がヤフオクに出品されており それをメインにして残りは適当に目に付いたモノを選んだという感じ

と、とっ、ところが、、

矢張り、滅多に出品されない名盤?というのは 同じように 目を付けて 落札を狙っている方がいらっしゃるわけでありまして、、

当然のことながら 競り合い になるわけですねぇ~  

しかしながら、中古のレコード盤ですからねぇ、盤の状況等にも依りますが入札価格には私自身の上限があるわけでして・・ 残念ながら見事に競り負けとなってしまいました!! と云うのも、その音源がネット上に存在することが判ったので敢えて高い買い物をする必要もない気がして先方にお譲りした感じ

そんな状況だったわけですが、コチラは今回一番の注目盤です

  ARTHUR FIDLER and BOSTON POPS limted edition DIRECT to Disc recording アーサーフィドラー指揮ボストンポップス オーケストラ ダイレクトカット盤

ボストン交響楽団とボストンポップスオーケストラについては少し前のブログで解説した通り(同じ楽団ながら活動時節が異なる)ですが、今回のレコードは いささか趣きが違っておりまして、、

 

 ダイレクトカット盤=DIRECT TO DISC RECORDING すなわちと云いますか、詳しくは存じ上げませんが 恐らくは録音会場にマスターディスクのカッティングマシンを持ち込んで、その場で一気にマスター盤を作ってしまう のだと思います。裏ジャケットには録音状況の解説がありました

録音会場は、ボストン シンフォニーホール という立派なホールでありまして、 と云うことは 彼らはコチラの常任オーケストラなのでしょうかネェ~?

更には、詳しい日時や使用機材、関係スタッフの名前まで記載されております。

  その機材が Ortofon DSS732 cutting system とありますので検索したところ

ortofon より転載

 はてさて、果たして、どんなサウンドが聴こえるのやら、、

  針をおろすのが 実に 楽しみな1枚であります!!

 

  ITZHAK PERLMAN spielt Fritz Kreisler イザーク・パールマン EMI ODEON盤

コチラは、ほぼ ”ジャケ買い” ですねぇ  

現代の超・名手が かつての超・名手 を真似て 並んで写る なぁ~んて とても良いじゃないですか!!  

実は、どんな楽曲なのかは全く判らないのですが、ジャケット写真 以外にも 金色に輝く ”ODEON シール” にも興味を魅かれたわけです。

コチラの ”ODEON” レーベルに関しても知識はゼロでありますが、なんとなく高音質そうな雰囲気が漂ってきますので 期待の1枚であります。

 

  HUBERT LAWS  Say it with Silence  日本master SOUND

お馴染みのフルート奏者のヒューバートローズのリーダーアルバムです  私自身がヒューバートローズの大ファンですから折々に出品を発見すると落札を試みるものの、やはりコチラも人気があるらしく いつも競り負けております。

今回は 珍しく少しだけの競り上がりで 終了となり無事に入手できました。と云いますのもコチラは残念ながら ”国内盤” なのであります。

不思議ながら 外国人には”日本盤”が人気があり高値で売買されております。が、音の好みの問題ではありますが、私にとって国内盤は『ヌケ』や『拡がり』が乏しく余り魅力的には感じられません。外国人にとっては、そこら辺の音質の問題ではなく カッティングの歪の無さ や レコード盤そのものの素材の良さ(ノイズが少ない) などが魅力的らしいですわ

ただしコチラは 『レコード技術の限界を凌駕した MASTER SOUND 話題のディスク』との解説が付いた高音質盤のようです

1/4インチ幅、2トラック、76cm/sスピードのオリジナル・マスター・テープからダイレクトに331/3回転カッティングを採用 』との アリガタイ 効能書き も記載されて、相当の高音質が期待されます。 しかし、あまり詳しくは知りませんが、、だいたいのマスターテープって2トラ、76cm なんじゃないか?と思われますが、どうなのでしょ~

果たしてレコード技術の限界を凌駕したサウンドが聴こえる でしょうか・・

 

  ROBBEN FORD ローベンフォード 

多少名前を聞いたことが有るなぁ・・ 程度なのですが、たまたまお手頃価格で出品されていたので落札させてもらいました。コチラは完全なる米国盤ですから、安心してゴキゲンなサウンドが聴こえることと予想しております

 

  Deodato Whirlwinds デオダート 旋風

コチラはかなりヒットしたアルバムですネェ 

ラテン系の強いフュージョンと云いますかノリノリの気持ちの良いサウンドで、当時はTVからラジオから店先さらと アチコチから流れてきた感じでした。懐かしさも感じて落札しましたが残念ながら ”国内盤” です

 

  CHICK COREA  MAD HATTER  チックコリア  マッドハッター

コチラはCDもレコードも持っているのですが、、 敢えて もう1枚 入手

と云うのも現在所有しているレコードが米国盤ながら イマイチ 音質が優れない 感じがして、異なるプレス盤(いわゆるマト番の違い)ならば多少違って聴けるかも知れない という まるで根拠のない希望的観測からの落札

右列のレコードとCDが既存品で、左側のレコードが今回の落札品

果たして期待するようなサウンドの差異が表れてくれるのでしょうか??

 

  レコード洗浄の秘密兵器 ラベル保護の秘策

上記写真を見て、 レコード洗浄と何が関係しているか お判りの方はいらっしゃるでしょうか 

 ディスクサンダーの丸刃=秀吉 と 大きいネジ と 黒いスポンジ

DIYやらリフォームの工具・材料調達のため しょっちゅうホームセンターに出掛けているのですが、毎回思い出すたびに『あるモノ』を探しておりました。  それは程度の悪い汚い中古レコードを洗浄する際にレコード中心の紙ラベルを保護するための円盤状の金属板です  なかなか相応しいモノが見つけられないでおりましたが、コノほど遂に コレならばイケるかも? というモノを発見しました!!

御覧のようにレコード中心の紙ラベルとグラインダー丸刃が ほぼ同サイズ(直径100mmチョイ)なのです

従いまして5mmのスポンジシートを円盤状に切り抜きましてグラインダー丸刃に貼り合わせまして、レコードを上下で挟み込んでやれば気兼ねなく洗浄ができるだろうと考えております  と、ココまで書いてフトある事に気付いてしましましたが、、 マァ次なる策を検討いたします

 

 イヤハヤ、昨年の暮れから どうもレコード再生に多少の ” 難 ” が出ておりまして、、

早々にはスッキリさせたいところですが、 そちらに取り掛かるとドツボに陥るような気がして なかなか一歩が踏み出せない状況であります。

アナログ道は、焦らず じっくり と取り組む事も肝要として じわじわと進めて参ります~