アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

神仏は天国と地獄の先にある

2022-10-29 06:39:40 | Overview of the meditation 冥想の全体像

◎【第二章】神仏と冥想の関係

1.神仏は天国と地獄の先にある。

 

神仏と言えば、天国的極楽的なものとほとんどの人が思い込んでいる。究極の真理を悟った者の生きる姿は常に天国的であるし、人は天国的に行動せねばならないからでもある。

 

だが、人間は、肉体と精神でできており、精神は常に天国的にあることも可能だが、肉体の方は、排せつがあり、老病死があり、地獄的なものを持って生きざるを得ない。

 

神仏は天国的なものだけの先にあるのであれば、釈迦の成道直前に悪魔は出現しなかっただろうし、イエスも大悟覚醒直前の荒野で悪魔は出現しなかっただろう。

 

つまり神仏は、天国的なものと地獄的なものを両方含めた先にあるのだ。これを天国と地獄の結婚とか両性具有といい、やや現代人にはなじみがない。

 

天国と地獄の結婚あるいは両性具有とは、男女の違いもなく、生死の違いもなく、神と人との分離もないということ。こうした状態は、個なる人間の立場の極みに近い。

 

だが、これは既に常識的社会人の通念を越えたものであって、経済的メリットと便利優先に凝り固まった人には理解しがたいものである。

しかしながら、ここから『無駄なもの、意味のないもの、無用の用』の価値が出現する。

 

これが、神仏は天国と地獄の先にあるという意味である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人と神仏を結ぶもの

2022-10-28 05:46:53 | Overview of the meditation 冥想の全体像

◎【第一章】冥想とは何か

◎人と神仏を結ぶもの

 

『人と神仏を結ぶものが冥想である。これにより人は真人間になり、善のみを行い悪を行わない人間に生まれ変わる。』

 

日本人の生活には、年末年始の寺社参拝があり、節分、春秋のお彼岸の供養、お盆の墓参り、赤ちゃんのお宮参り、七五三、車両のお祓い、更にはイースター、ハロウィン、クリスマスと黙って生活していれば、神仏とつながっている実感を持てる風俗習慣となっている。

 

その一方で、国民全体の貧困化と核家族化により、人は孤立を深め、経済的メリットと便利ばかりを追求する姿が当たり前とされる地獄的な社会が展開されるようになっている。

 

こうした中で、人は本来愛に生きるものであって他人を傷つけることなどできはしないという実感に生きるものである。そんな人間が真人間であるが、そうなるには、ある絶対的な意識の極限状態を経て、善のみを行い悪を行わない人間に生まれ変わることが求められる。

 

このあらゆる正誤とりまぜた情報、意識を操作するテレビ、スマホなどに日夜正気を脅かされている生活の中で、人と神仏のつながりを確かめては暮らすためには冥想が必要である。

それは最初はまねびで入るが、やがて大輪の花となって咲くことになる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【Overview of the meditation 冥想の全体像】

2022-10-27 06:38:05 | Overview of the meditation 冥想の全体像

◎冥想のてほどき

 

【第一章】冥想とは何か

人と神仏を結ぶものが冥想である。これにより人は真人間になり、善のみを行い悪を行わない人間に生まれ変わる。

 

【第二章】神仏と冥想の関係

1.神仏は天国と地獄の先にある。

2.悟る仕方は三種、神仏に憑依される、神仏を見る、神(仏)人合一。

3.現代人はすぐに悟れる。

4.見神と神人合一は異なる

5.見神が起きても、何が起きたかわからないということがある。何が起きたかわかるには準備が必要

6.肉体が死んでもほとんどの人は悟らない。悟りは起きているが何が起きたのかはわからない人が大半。

7.死後の輪廻転生はマンツーマン輪廻といえるとは限らない。

 

【第三章】冥想の動機

1.神仏とつながることが動機となる。

2.冥想には、効果や目的を求める冥想と効果や目的を求めない冥想の二種がある。

3.見神、神人合一を目指すには、効果を求めない冥想、目的を求めない冥想に専念することが必要。

 

【第四章】冥想の準備

1.柔軟体操

2.食事・嗜好品

3.呼吸法

4.マインド・コントロール対策

 

【第五章】冥想の種類

◎単体冥想の評価と方法
1.前提

冥想の分類にはいろいろあって、例えば目的や効果を求める冥想、それらを求めない冥想という分類もあり、また宗派別冥想という区分もある。宗派別冥想は、伝統的組織宗教では、複数の冥想手法を組み合わせたものがほとんどであり、「冥想の種類」を説明する材料としてはわかりにくいことになる。

よって、冥想手法をバラバラに分解すると次の3のようなところになる。

2.注意事項

(1)一つの冥想法で最後まで行きつける人は多くはないのではないか。名だたる冥想フリークはいろいろな冥想法を次々に変えてチャレンジを繰り返している場合が多い。

(2)あらゆる冥想には、廃人になったり、精神障害になったりする危険な面も伴う。よって一人で自分勝手にやるのは危険。正師につくこと。

3. 単体冥想のいろいろ
(1)イメージ・トレーニング(観想法)

(2)気功、導引

(3)ハタ・ヨーガ

(4)カーマ・ヨーガ(性愛冥想)

(5)ソーマ・ヨーガ(薬物冥想)

(6)占星術

(7)マントラ禅

(8)只管打坐

(9)クンダリーニ・ヨーガ

(10)丹田禅

 

【第六章】正師の見分け方

1.自分が悟っていなければ、正師の見分けがつかない。

2.正師は、お布施は受け取るが教授料はとらない。

 

【第七章】冥想に取り組む姿

1.迷いのままに坐る

2.混乱している状態でも坐る

3.冥想する気分にならなくても坐る

4.世界観の二重性

 

【Overview of the meditation 冥想の全体像-リンク】

【Overview of the meditation 冥想の全体像】(冥想のてほどき)

人と神仏を結ぶもの(人と神仏を結ぶものが冥想)

神仏は天国と地獄の先にある(神仏は天国と地獄の先にある)

悟る仕方は三種。神仏に憑依される、神仏を見る、神(仏)人合一(悟る仕方は三種)

現代人はすぐに悟れる(現代人はすぐに悟れる)

見神と神人合一は異なる(見神と神人合一は異なる)

見神が起きても、何が起きたかわからないということがある(何が起きたかわからない)

肉体が死んでもほとんどの人は悟らない(肉体が死んでもほとんどの人は悟らない)

死後の輪廻転生はマンツーマン輪廻といえるとは限らない(マンツーマン輪廻)

神仏とつながることが冥想の動機となる(神仏とつながる)

冥想には、効果や目的を求める冥想と効果や目的を求めない冥想の二種がある(効果や目的を求めない冥想)

見神、神人合一を目指す(効果を求めない冥想、目的を求めない冥想)

柔軟体操(柔軟体操)

食事・嗜好品(食事・嗜好品)

呼吸法(呼吸法)

マインド・コントロール対策(マインド・コントロール対策)

単体冥想の評価(前提と注意事項)

イメージ・トレーニング(観想法)(イメージ・トレーニング(観想法) )

気功、導引(気功、導引)

ハタ・ヨーガ(ハタ・ヨーガ)

カーマ・ヨーガ(性愛冥想)(カーマ・ヨーガ(性愛冥想))

ソーマ・ヨーガ(薬物冥想)

占星術

マントラ禅

只管打坐

クンダリーニ・ヨーガ

丹田禅

自分が悟っていなければ、正師の見分けがつかない(正師との出会い)

正師は、お布施は受け取るが教授料はとらない(正師の見分け方の基本)

迷いのままに坐る

混乱している状態でも坐る

冥想する気分にならなくても坐る(生きていれば、いやなことはあるものだ)

世界観の二重性(二重のリアリティ、二重の現実に生きている)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする