◎世界戦争と疫病の予感
2023年11月5日、6日にかけて、ウクライナ、ルーマニアなど欧州のイタリア以北や、アメリカのケンタッキー、コロラド、中国の新疆ウイグル自治区、南半球のタスマニアなどで、赤いオーロラが見られ、Xに多数写真が上がっている。(全部は見切れなかった。)
赤いオーロラと言えば、1938年1月25日~26日にヨーロッパ全域で見られた赤いオーロラが有名である。これに先立って、1917年5月13日にポルトガルの小さな町ファティマに聖母マリアが出現し、3つの予言を出した。
第一の予言は、第一次世界大戦の終了と次の世界大戦の再発。
第二の予言は、その前兆としてヨーロッパ中に不気味な光が見えること。
第三の予言は、兵士たちが教皇に向かって何発もの銃弾を発射し、他の司教、司祭、修道士、修道女、平信徒たちを射殺する事件。
この第二の予言が実現したのが、1938年のオーロラだと言われている。
今回の赤いオーロラは、欧州だけでなく、米本土、中国、豪州タスマニアまで広がっており、世界的であって前回とは異なっている。
今回の赤いオーロラを予兆として見るならば、それをきっかけに自分をのぞき込んでみる。それは、それをきっかけに世界全体を見てみれば、その意味するところがわかるということ。
ローマ教皇庁は、既に第三の予言は過ぎ去ったと考え今後は実現しないと見ている由。そういう展開はあり得るが本当にそうなのだろうか。
科学者、現実主義者は、赤いオーロラを天体現象と見るが、オカルティストは、予兆と見る。
現実は先に霊界で現象化し、その後にこの世に現象となって現れる。天体現象が先触れになることはある。自分の心理状態と世界的事件が全く無関係ということはない。NHK番組のファミリヒストリーを見れば、ほぼすべての家系が戦争で大きな影響を蒙っているものであることがわかる。世界大戦やまた疫病が起こるとすれば、自分の苦しみですらまんざらでもないとする気分と選り好みをする心性が底流にあるのだろう。
それは、一般社会人の常識から言えば善でも悪でもないが、実はその辺から赤いオーロラが湧き起こっているのではないかと思う。