らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

玉葱の育苗

2011-10-15 | 家庭菜園

大阪府南部の泉州地方は玉ねぎの産地として知られています。農家では栽培用の苗が大きく育っており、間もなく定植が始まります。
当地方には「泉州玉ねぎ」という銘柄があって、地元ではたくさん栽培されているようです。

私も過去この品種を栽培したことがありますが、比較的大きな玉ねぎが実る代わりに、耐病性に若干弱いように感じました。
このため、最近では耐病性に優れた別品種を栽培するようにしています。
今日は、私の玉ねぎの育苗についてご紹介します。

私は当初玉葱の苗を購入していましたが、年によって品薄になるなど安定的に苗が入手できない経験をしたことから、種を購入して苗を育てるようにしました。
当初は失敗しましたが、地元の人と話をするうちにその方法を学び、最近では失敗することなく育苗することが出来るようになりました。

・9月22日、早生品種を蒔いた後の状態です。


今年植えた品種は、「早生」「赤玉ねぎ」「晩生」の3品種です。
早生品種の種蒔きが若干遅れて9月22日になりましたが、他の2品種は「赤玉ねぎ」が9月27日に、そして「晩生」を9月29日にと、例年と同じ時期に蒔きました。
1週間から10日ほどで出芽し、その後は順調に育っています。

・10月7日時点の出芽状況です。
 手前から早生、赤玉ねぎ、そして晩生の各品種で、赤玉ねぎと晩生は2~3㎝に伸びたところです。


種まきから10日余り経過すると、その後の生長は意外と速く、4日後の10月11日には10㎝ほどになっていました。

・10月11日の出芽状況です。この苗が今月末には20㎝くらいまでに生長し、11月初めには定植する予定です。


現時点では順調に生長しています。
しかし、苗の下をモグラが通り、土を盛り上げているので、枯れないかを心配しているところです。