らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

イチゴ栽培

2015-04-26 | 家庭菜園

今月の大阪地方は雨や曇りの日が多く、新聞報道では、1日から20日までの20日間のうち雨を観測した日は16日あったようです。
これは本州の南岸に前線が停滞しやすい『菜種梅雨』と呼ばれる気象条件となったことからで、反対に日照時間は平年の52%と非常に少なくなりました。

この雨の影響で、イチゴのトンネルには「灰色カビ病」が蔓延し、色づく前のイチゴの青い実が侵され、大量に廃棄処分をする羽目となりました。
止むなく、2回ほど殺菌剤の散布をして、漸くかび病がとまりました。
例年であればこの時期、大量に収穫できているのですが、今年はこのようなことから最近になって漸く色づき始め、少しずつ収穫が始まったところです。

・これが私のいちご畑です。鳥獣被害を防止するため全面に網を張り、更にトンネルをして促成を図っています。


5月の連休に孫たちがイチゴ狩りを楽しみにしていることから、それに間に合わせるべく、ビニールトンネルをして栽培の促進を図っているのですが、今年はこのトンネルが「灰色カビ病」の被害を大きくしました。



このビニールトンネルは、気温が上がる昼間は開け、夜には防寒のために下ろしています。


その甲斐あって、最近になって漸く熟れ始めましたが、今年は雨が多かった関係で、味がよくありません。
「灰色カビ病」対策には風通しをよくする必要があります。
昨年までは垂れ下がった葉を取り除いていましたが、今年は葉を輪ゴムで束ねて中央に立てて風通しを良くしています。



・右端の青い実が茶色に変色していますが、これが「灰色カビ病」になったイチゴです。
 放っておくと、この後イチゴ全体が灰色になりカビが生えてきます。そのカビがイチゴに付着すると健全なイチゴもこのように腐ってきます。