昨日は立秋でしたが、秋の気配は一向に感じられません。
連日の猛暑日で身体はくたくた、倒れそうです。
日中に汗をかくと晩酌のビールが美味しいですが、皆さんはビール派ですか?それとも日本酒派ですか?
最近は焼酎を飲む人が増えているので、焼酎、或いはチュウハイ派なのかな?
私は夏はビールを主に飲みますが、たまにチュウハイの時もあります。
飲みやすくて美味しいです。
このチュウハイですが、関東ではサワ―と言うんだそうですね。
と言うことは、チュウハイとサワ―は呼び方が違うだけで同じものなのでしょうか?
調べてみました。
サントリーのお客様センターのHPによれば、「チューハイ」と「サワー」は、レシピ上はほとんど違いがないそうです。
「チューハイ」は、焼酎の「酎(チュー)」と、ハイボールの「ハイ」を組み合わせたものが語源で、焼酎やウオツカなど無色で香りのないスピリッツ(蒸留酒)をベースに、果汁などを加えて炭酸で割った飲み物のことを指して言います。
一方「サワー」の語源は、英語のサワー「sour=酸味のある、酸っぱい」からです。
スピリッツ(蒸留酒)をベースに、柑橘類などの酸味のある果汁と、砂糖など甘みのある成分を加えて作るカクテルの一種に、ソーダを加えた飲み物の事を日本では「サワー」と呼んでいます。
居酒屋などでは、「チューハイ」と呼ぶ店があったり、「サワー」と呼ぶ店があって、「チューハイ」と「サワー」はほぼ同じ意味で使われているということです。
・缶チュウハイにも”サワ―”と書いているものもありますね。(ネットより)
「本来の意味」
しかし、本来の意味としては、チューハイは焼酎ベースのカクテルであり、サワーはスピリッツと酸っぱい果実を使ったカクテルなのです。
そして、最大の違いは、チューハイは焼酎がベースなのに対し、サワーは焼酎以外のスピリッツが使われることもあると言うことです。
「地域性」
チュウハイとサワ―、この両者には地域性の違いもあるようです。
サワーという言葉は関西ではあまりメジャーではありません。
関西では1984年に国内初の缶入りチューハイ「タカラcanチューハイ」を宝酒造が発売したことからチュウハイが親しまれ人気となりました。
一方、関東でサワーという言葉が広く使われるようになったのは、サワーを名称に使ったアルコール割材の普及が関係していると言われています。
「わるなら♪ハイサワー」。
1980年に発売したハイサワーは焼酎などに混ぜる「割り材」の一種で、レモン果汁や炭酸などが入り、焼酎と混ぜればレモンサワーができる、と宣伝し、焼酎と混ぜるだけという手軽さと、耳に残るメロディーのテレビCMでハイサワーの愛飲者が増えていったようです。
しかし、ハイサワーを開発した博水社の企業規模が小さかったため、販売エリアが関東中心だったことから、関西での認知度は関東ほど高まらなかったと言われています。
このようなことからレシピ上はほとんど違いがないこの二つは、「関西ではチューハイ」、「関東はサワー」と呼ばれていると言うことです。