サツマイモの花を見たことがありますか?
本州では滅多に見られない珍しい花だそうです。
その花が、菜園仲間のT氏の畝に咲いていたのでご紹介します。
サツマイモ(薩摩芋)はヒルガオ科サツマイモ属の植物で、その名称は、琉球王国(現・沖縄県)を経て薩摩国(現・鹿児島県)に伝わったことに由来します。
別名を甘藷(かんしょ)と言います。
・これがサツマイモの花です。
サツマイモは、短日性(日長時間が短くなること)であるため本州などの温帯地帯では、開花しにくく、品種や栽培条件によって稀に開花する程度だそうです。
サツマイモの開花は、昼間の長さが短くなって11時間以下になること、更に、日照時間、気温や降雨、施肥量や定植時期などの諸条件が揃って初めて開花することから本州での開花は非常に珍しいといわれています。
・朝顔によく似た小さな花です。
私の畝では10年ほど前に一度咲いたことがありますが、その時以来のサツマイモの花とのご対面でした。
「サツマイモの花」は、この画像のように淡いピンク色の花弁で、朝顔によく似た可憐な花です。
なお、サツマイモは自家不和合性(自らの花粉で結実しない)が強いため、開花しても種子はできにくいということです。