らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

オキナワスズメウリ(沖縄雀ウリ)

2020-07-12 | 

「オキナワスズメウリ」をご存じでしょうか?
「カラスウリ」はご存じの方も多いと思いますが、「オキナワスズメウリ」はこのカラスウリの仲間です。
今春、家内がホームセンターで買ってきて鉢植えにしていたものが先月下旬から花が咲き始め、実がたくさん付いたのでご紹介します。

・「オキナワスズメウリ」の仲間の「カラスウリ」の実です。(2010年10月撮影)


オキナワスズメウリはウリ科、オキナワスズメウリ属のツル性一年草で、原産地は名前の通り沖縄です。
花は1㎝ほどと小さいですが、花後に直径2センチくらいの毬のような小さなウリ(実)が付きます。

・黄色い小さな花です。


「名前の由来」
オキナワスズメウリの名前は、日本の本州・四国・九州や、韓国のチェジュ島に分布している「スズメウリ」からで、沖縄にあるスズメウリのような植物ということからこの名称になりました。
また、小さな丸い実がつくことから別名「琉球オモチャウリ」とも言われています。

暑さに強く、夏には蔓が勢いよく伸びることからネットやフェンスなどに上らせて、グリーンカーテンとして仕立てることもできます。
我が家ではフェンスに上らせていますが、いま、花後の緑色の実がフェンス沿いにたくさんついています。
実の色は、今は白い縞模様がある緑色ですが、熟してくると徐々に赤色に変化します。

・これがオキナワスズメウリの実です。


オキナワスズメウリの実は丸くて可愛いですが、実は、この実には有毒成分が含まれているそうなので、あくまで観賞用としての植物です。
また、熟してくると緑から赤へと変化するので、収穫時期をずらして2色の実を採っておけば、クリスマスにぴったりのリースが作れるのだそうです。

・雌花です。花後にこの幼果が直径2センチくらいに膨らんできます。