らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

体の部位「鳩尾」の読み

2020-07-14 | 雑学

体の部位には難しい漢字が当てられていて読めないものが多いですが、今日はその中の一つをご紹介します。

「問題」
「鳩」と「尾」の二文字を組み合わせた「鳩尾」は何と読むのかご存じでしょうか?
体の部位を表す漢字です。

「正解」
正解は「みぞおち」と読みます。

「みぞおち」とは、ご存じの通り、胴の前面正中線上で、胸と腹の境界部にあるくぼみをいいます。
その位置は、左右の肋骨弓が相合するところで、ちょうど胸骨の下端にある剣状突起のところに相当します。
「みぞおち」は「水落ち」が変化した言葉で、飲んだ水が落ちる場所であることから、「みずおち」から「みぞおち」になったようです。

では、なぜこの漢字を書くのでしょうか?
調べてみると、鳩尾(きゅうび)はみぞおち辺りにあるツボの事のようです。
そして、名前の由来は、この部分が鳩のしっぽみたいな形をしているからだそうです。

なお、この「鳩尾」は、そのまま「はとお」と読むこともありますが、身体以外で使う場合は「きゅうび」と読むケースも少なくないということです。

「鳩」の「尾」が「みぞおち」とは読めませんよね。
えッ! ご存知でしたか。
失礼いたしました。

参考までに、ネットに出ていた「漢字だと読めない体の部位」の調査・ランキング、上位3部位を書いておきます。

1位 靨(えくぼ)・・・・・「厭」+「面」の形声文字です。
2位 蟀谷(こめかみ)・・蟋蟀(こおろぎ)の「蟀」+「谷」です。
              「蟋」はシチとかシツと読み、「蟀」はシュチとかシュツと読みます。
3位 鳩尾(みぞおち)・・・そして「みぞおち」です。

これが難しい読み方の上位3部位でした。
いずれも難しくて読めないですね。