大根は根が真っすぐ地下に伸びているのが普通の姿ですが、たまに、いろいろな形をした大根が現れます。
過去には「悩ましい」大根もありましたが、その後は至って普通の大根ばかりでした。
ところが、先日収穫した大根は久しぶりに「珍大根」が現れたのです。
その名を「胡坐をかく大根」と命名したのでご紹介します。
「胡坐をかく大根」
この大根は茎の途中から根が二股に分かれ、しかも分かれた2本の根が90度に曲がって胡坐をかいたような形をしています。
家庭菜園を初めて20年以上経ちますが、このような大根が出来たのは初めてです。
・これが「胡坐をかいた」大根です。
(参考)
「大根の根、茎、葉の区分」
なお、大根にも根や茎、葉がありますが、ご存じでしょうか?
葉は見た通り、大根の上についている緑の葉っぱがそうです。そして葉に近い上部が茎で、残りの部分は根になります。
私たちが食べているのは、葉に近く表面がツルツルしている茎の部分とその下にある表面に点々と窪みがある根っこ(主根)の部分です。
根っこには主根と側根があります。
主根は白い部分で、側根は細いひげのような根ですが、スーパーに並ぶときには既に取られて綺麗になっています。
主根の白い部分に点々と窪みがありますが、これが側根が生えていた跡なのです。
従って、食用としているのは「短い茎と長い根っこ」の部位を食べていることになります。
・大根の根と茎と葉の区分です。
「過去の珍大根」
過去には珍しい大根がとれているので併せてご紹介しておきます。
・2014年にとれた「脚線美」です。以下、名称は私が勝手につけた名前です。
・2010年の「ヴィーナス」です。
・2013年の「怪獣の手」です。
・同じく2013年の「ダヴィデ」です。ダヴィデと言っても分からないかも知れませんので、下記にダヴィデ像を載せておきます。
(参考)
「ミケランジェロ広場のダヴィデ像」
この像がミケランジェロの代表作「ダヴィデ像」です。
ダヴィデとは、旧約聖書においてイスラエル王国の二代目の王(在位:紀元前997年~966年頃)で、初代の王サウルの後を受け近隣の諸国を征服併合、エルサレムを陥れて都としイスラエルを統一しました。