なんのために 生きているのか２

雷と、大雨が降る中を運転していました。

朝から夕方までの仕事の後のことでした。


先日、5月31日付けのブログで、

「私たちがこの世に生を受けた意味は

この世を愛と調和と平和をもたらすためだと

思っています」

と、書きました。


「なんのために生きているのか

それは

みなの平和のため

自分の平和のため

なのだと思うのです」とも・・・。


そして、この考えにプラスアルファして考えたのが、

この世に生きている人たちは皆、

役割があって生まれてきているのかもしれないということ。


「世界平和のために、生きている」と言っても、

みんながみんな、人とコミュニケーションが計れて、

優しく思いやりがあって、

人の気持ちを推し量らいながら、

仲間と楽しく生きていけるような人たちの集団になったら、

世界が平和になる・・・というわけではないのではないか？

私なんか、ともすれば、

そんな俗に言う「いい人」が増えたら、

世界が平和になるのではないか？と思ってしまっていました。


でも、本来は、

本当のところは、そうではないのではないだろうか？


極悪非道なことをする部類の人間があります

人を殺める人もあります

お金を借りまくり、返さないまま放浪する人もあります

犯罪を犯す人は、たくさんいます


そんな、世の中的には「社会悪」のような人たちには、

世間の人々に啓示を与えたり、

教訓としたり、

みんなに気づかせたりするという、

大事な大事な役割があるのではないだろうか？


その人たちは、私たちに多くのことを学ばせてくれているのではないだろうか？


そんなことを、運転しながら、ふと考えていたのです。

そうしたら、ほんとにほんとに、ありがたくなってしまいました。

この世には、なんの無駄もないのだと思ったら、安心しました。


こんな私でも、きっと、何かのお役目があって

生きていていいのだと、思ったのでした。


自分の子どもや、家族を殺してしまう人がいて、

そんなことをニュースで観ると、悲しくなってしまうのですが、

そんなふうに、自分のところに置き換えて、考えさせてくれるその方に

感謝だな、と思うのでした。


不謹慎かもしれませんが、

そう、思ったのです。


世は、バランスです。

要は、バランスなんです。


社会にとっての「善」と

社会にとっての「悪」

両方、絶対に必要なのだと。


シーソーでいうと、

同じ容量・積載であるならば、

極端同士、極中央同士だと、バランスが取れる


同じ容量の「善」と「悪」なら

極端に多い「善」の世の中になったら

極端に少ない「悪」の世の中になる・・・ってことなのかなぁ？？


バランスを取り合っている世の中ならば

きっと、今の世の中も、

バランス取りながら

頑張っているんだと思いました　とさ