秋の読書週間、買い溜め本消化中。
みなさんは、この本なんで買ったんだろう、てことないですか?
買ったことすら記憶にない、みたいな・・・
サンテグジュペリ「人間の土地」。
堀口大学先生訳。
星の王子様のファンでもないし、
ファンタジーが好きなわけでもなく、
フランス文学に興味があるわけでもない。
ここ数年の間に自分で買ったのは間違いないんだけど、
この本なんで買ったんだろう。
この表紙、宮崎駿さんが描いたらしいのですが、
この絵いいよね。
素の感じがして。
この本、
ジャケ買いならぬ、
表紙買いしちゃったのかな。
人間の土地改版
社会ものが続いたので次はエッセイで。
3年前隊長にお見舞いにいただいた、片桐はいりさんのエッセイ。
わかりやすい言葉使いで、無理なく読み進めました。
情景が自然と目に浮かぶ、無駄のないわかりやすい表現。
感受性の強い頭のいい人が文章を書くとこんな感じになるんですね。
グアテマラの弟
「ガテマラ」の方は、グアテマラで生きる弟さんと、はいりさん、そして家族の話。
片桐家の家族の絆のことにも触れた、もろプライベートなストーリーなのに、
視点が客観的で冷静にさばさばと書きつづっていて、
嫌味な自己主張がないのも、とても気持ちよかったです。
わたしのマトカ
「マトカ」は、映画撮影のためにフィンランドに滞在したときの記録で、
フィンランドで出会った暖かい人たちとの、愛とユーモアがあふれたエピソードに
ほっこりしました。
はいりさんの、人との距離感ってなんかいいね。
隊長、イマサラだけど、本ありがとう。