名古屋するめクラブ

~名古屋発くうみるあそぶ~

ウディ・アレンの『人生万歳』

2013年01月15日 12時22分22秒 | 観る(映画・TV)

下呂滞在中、BSで見た映画。

ウディアレンの『人生万歳』。

彼のライフワークと言ってもよさそうな「年の差愛」をテーマにしたドタバタ劇の中、

これもまた彼お得意の、

「悲観的で屈折した」初老の男性が、

人生についてとにかく不条理でユニークな御託を述べまくる。

そして、

たとえそれがいかに不条理であっても、

『Whatever it works!』
(映画のタイトルにもなっている)

って言われると、

つまりは、そういうことなんだ、

それもありなんだ、

と納得させられる、

そんな映画。


映画『人生万歳!』予告編



舞台は、ニューヨーク。

以下、NYについてウディアレンのコメント。

『ニューヨークはいくらでも撮影したい場所がある素晴らしい街なんだけど、昔に比べて何でも物価が上がってしまい、

予算が追いつかないんだ。ロンドンで撮った最近作も本当はニューヨークで撮るはずだったんだけどね。

いつもニューヨークで撮ることができる予算があればと願うばかりだ。

今回はダウンタウンのチャイナタウンでの撮影が多かったが、楽しいエリアだね。

僕はアッパー・イースト・サイドに住んでいて、子供たちもここの学校に通っているし、僕の人生すべてがこの街にあるんだよ』

なるほど。

確かに、チャイナタウンのシーンは多かったな。

トップの写真は、メロディ(主役の女性)が、

初老男性と別れた後付き合うことにした男性と

NYのユニクロで服を選ぶシーン。

NYにもユニクロがあって、そこがロケ地に選ばれた、

ってことに、

日本人として驚嘆。


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人生万歳!


『人生万歳!』(2009年)
配給 アルバトロス・フィルム、監督 ウディ・アレン
出演 ラリー・デヴィッド、エヴァン・レイチェル・ウッド、パトリシア・クラークソン