「風立ちぬ」を見た。
ジブリ作品を見るのはこれが初めて。
スタジオジブリ、初のオトナ向け作品ということで、
それなら一度見てみようかと。
テーマは、「希望を忘れず」「生きる」。
監督は飛行機(ゼロ戦)がとてもお好きと聞きましたが、
おそらく監督ご自身のひこうきへの憧れ、
カプローニへの敬愛、
作家堀辰夫へのリスペクト、
震災、
恋愛感、
などなど、
試写会での監督の涙に象徴されているように、
ご本人の中で最後の作品と区切りをつけるために
壮大なテーマに加え、
描きたいすべてのモチーフを詰め込んだのではないかと。
ただ、
いろんな思いがオーバーロード、
その思い余って描ききれなかった感あり、
という印象かなぁ。
ちょっと言い過ぎかもしれないけど、
「自己満足」なのではないかと。
ただ、
ひこうきで宙を舞う、夢の中を描くシーンとかは、
さすが、
スタジオジブリの特許とも言えるほど、
ワクワクさせられましたた!
あくまでも、
ジブリ初心者の感想ですので、ご容赦のほど。
風立ちぬ(2013)126分
監督:宮崎駿、プロデューサー:鈴木敏夫、
製作:奥田誠治、福山亮一、藤巻直哉
キャスト
堀越二郎:庵野秀明、里見菜穂子:瀧本美織、本庄:西島秀俊、黒川:西村雅彦