いつか行ってみたいオペラハウスのひとつ。
ミラノスカラ座、
の名古屋公演。
名古屋での演目はこんな感じだったのですが、
ロッシーニ: | 「セビリャの理髪師」より序曲 |
マスカーニ: | 「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲 |
ヴェルディ: | 「ナブッコ」より序曲 |
合唱“祝祭の聖具は落ちて壊れるがいい” | |
合唱 “行け、わが思いよ、金色の翼に乗って” | |
「リゴレット」より前奏曲 | |
合唱“静かに、静かに” | |
ロッシーニ: | 「セミラーミデ」より序曲 |
ヴェルディ: | 「イル・トロヴァトーレ」より “鍛冶屋の合唱” |
「シチリア島の夕べの祈り」より序曲 | |
「椿姫」より第1幕の前奏曲 | |
“ジプシーの合唱~闘牛士の合唱” | |
「アイーダ」より“第2幕グランドフィナーレ”~“凱旋の場” |
有名な歌曲からの序曲や、合唱の抜粋、
と、
オイシイとこどりの、まるでガラコンサートのようなプログラムに、
実は少々不満だったのですが、
完成された1つの楽曲をじっくり聞きこむタノシミ以上に、
ミラノの最大の売りの一つでもある「合唱団」のすばらしさを堪能することができ、
結果、この演目で聞くことができてよかった、と思いました。
総勢250名!の圧倒的スケール!
ダイナミックでありながら繊細で、
100人を超える合唱団でありながら、
切れのいい、完ぺきなハーモニズム。
100人のソロが合唱する迫力を想像してください。
それはもう、鳥肌もの!
名古屋では、合唱監督であられる、ブルーノ・カゾーニが演奏終了後
舞台挨拶してくださって、あの声の固まりはこの人の指導によるものか、
とダブルで感動しました!
もちろん、
オーケストラも迫力あって、弦、特にバイオリンはとてもよかったけど、
あくまでも合唱団を盛り上がげるための楽団に徹していて、
そんなチームワークもすばらしかった。
いやいや、イタリア人の繊細さ、
に感動!
2013年9月20日(金)
ミラノ・スカラ座特別公演
指揮:グスターボ・ドゥダメル
ミラノ・スカラ座管弦楽団 ミラノ・スカラ座合唱団