名古屋するめクラブ

~名古屋発くうみるあそぶ~

ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団@愛知県芸術劇場大ホール<9月20日(金)>

2013年09月29日 23時01分51秒 | 観る(ライブ)

いつか行ってみたいオペラハウスのひとつ。

ミラノスカラ座、

の名古屋公演。


名古屋での演目はこんな感じだったのですが、

ロッシーニ: 「セビリャの理髪師」より序曲
マスカーニ: 「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲
ヴェルディ: 「ナブッコ」より序曲
  合唱“祝祭の聖具は落ちて壊れるがいい”
  合唱 “行け、わが思いよ、金色の翼に乗って” 
  「リゴレット」より前奏曲
  合唱“静かに、静かに”
ロッシーニ: 「セミラーミデ」より序曲
ヴェルディ: 「イル・トロヴァトーレ」より “鍛冶屋の合唱”
  「シチリア島の夕べの祈り」より序曲
  「椿姫」より第1幕の前奏曲
  “ジプシーの合唱~闘牛士の合唱”
  「アイーダ」より“第2幕グランドフィナーレ”~“凱旋の場”




有名な歌曲からの序曲や、合唱の抜粋、

と、

オイシイとこどりの、まるでガラコンサートのようなプログラムに、

実は少々不満だったのですが、

完成された1つの楽曲をじっくり聞きこむタノシミ以上に、

ミラノの最大の売りの一つでもある「合唱団」のすばらしさを堪能することができ、

結果、この演目で聞くことができてよかった、と思いました。


総勢250名!の圧倒的スケール!

ダイナミックでありながら繊細で、

100人を超える合唱団でありながら、

切れのいい、完ぺきなハーモニズム。

100人のソロが合唱する迫力を想像してください。

それはもう、鳥肌もの!

名古屋では、合唱監督であられる、ブルーノ・カゾーニが演奏終了後

舞台挨拶してくださって、あの声の固まりはこの人の指導によるものか、

とダブルで感動しました!


もちろん、

オーケストラも迫力あって、弦、特にバイオリンはとてもよかったけど、

あくまでも合唱団を盛り上がげるための楽団に徹していて、

そんなチームワークもすばらしかった。

いやいや、イタリア人の繊細さ、

に感動!



2013年9月20日(金)
ミラノ・スカラ座特別公演
指揮:グスターボ・ドゥダメル
ミラノ・スカラ座管弦楽団 ミラノ・スカラ座合唱団



Verdi ベルディ / 歌劇『アイーダ』全曲 リッチャレッリ、ドミンゴ、オブラスツォワ、ヌッチ、...
ベルディ / 歌劇『アイーダ』全曲
 リッチャレッリ、ドミンゴ、オブラスツォワ