それほど広くない麻布十番エリアにも、
お蕎麦屋さんが何件かあるが、
その中でも、
創業200年という老舗のお蕎麦屋さんに入ってみる。
さすがにお昼時は満席で、土曜の午後、どうやら蕎麦前を嗜んでおられる方が多いようだ。
クラシック流れる広い店内は、
お蕎麦屋さんというより、上品な居酒屋さんという印象。
カウンター席も、お座敷もあり。
今日のお蕎麦は北海道産。
てきぱきと動き回る数名の店員さん。
氷入りの蕎麦茶が運ばれる。
割と寒い日だったから、暖かいお茶が良かったけど、
お酒を飲まれる方が多いからかもしれません。
(卓上で焼き物をする人も!)
さて、メニューは?
ここは敢えて更科ではなく、
もり(790円)をオーダー。
自家製粉し、手打ちで打つ色の濃いそば、
とのことでしたが、そこまで色も黒くありませんでした。
喉越しもよくい、そばの香りもあり、
辛口というほど、おつゆも醤油っぽくなくお出しがしっかり聞いてておいしいおつゆでした。
量は、少々お上品な量でしたが、お昼にサクッといただくには十分な量でした。
蕎麦湯は?
透き通ってると思ったら底の方は白く濁ってました。
(蕎麦湯あるある)
東京のお蕎麦屋さんらしいお蕎麦屋さんだと思います。
総本家更科堀井
東京都港区元麻布3丁目11-4
03-3403-3401
麻布十番。
その、なんとなくオシャレなイメージと裏腹に、
長く住み続ける人の多い、
庶民的で下町の風情溢れるエリア。
人が歩ける範囲に広がった商業域は、
暮らすのにとてもいいね。
ここから歩いて数分で六本木ヒルズ。
都会と下町の共存。
すごくいいと思います。