2022年10月の日記です
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今朝、Jアラートがなる。
北朝鮮からのミサイルが北海道や青森、伊豆諸島などに落下する可能性があるという(なんという広い範囲)。
地下室や建物内に避難するようにとのこと。
しばらくして、ミサイルは上空を通過して、太平洋に落下した模様と出る。
人騒がせな通報だ。
ミサイルが日本に落下するのか、通過するのかも識別できないとは…。
こんなことで、本当にイージスで迎撃できるのだろうか?
なさけないなぁ。
太平洋に落ちるミサイルは前にも確かあったような?
大騒ぎのわりに不確かな情報で、国民を不安にした事案だったと思う。
そういえば、政府が内政で危ない時に、外に敵を作り、不安をあおり、内政の失敗から目をそらせるのは、政府の常套手段。
統一教会の問題で支持率を下げている自民党政府にとっては格好の材料だったかもしれない。
さらには、おそらく、敵基地攻撃能力の議論がまた高まるのだろう。
いやな世の中だなぁ。 (2022.10 記)
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2023年10月の追記です
ちょうど1年前の日記。
落下予想の範囲が広すぎて、自衛隊の防空体制の不備と政府の発表のいいかげんさが露わになった日だった。
その後、各地で避難訓練の話が出ていたが、どれほどの効果があるのか。
北朝鮮の怖さをあおって、敵基地攻撃能力の容認に結び付けようとしているように思える。
それよりは、もっともっと北朝鮮の人々の生活支援などを含めた外交努力に力を注ぐべきだろうと思う。 (2023.10 記)
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2024年10月の追記です
その後は迷惑なJアラートがなることはだんだん減ってきたが、2024年5月に一度、Jアラートがなり、しかし、しばらくして、北朝鮮のミサイルは発射に失敗したらしい、ということがわかる。
あいかわらず、おそまつ。
こんなことで、なにかの間違いで(?)、本当にミサイルが日本に飛んできた時に、ミサイルの位置を把握できるのだろうか?と心配になる。
日米韓のレーダーが協力をすることになったらしいが、軍事協力が進むだけだ。
ミサイルが本当に東京や大阪、あるいは、日本各地の軍事基地、原子力発電所などに飛来した時に、その位置を正確に把握できるのか心許ない。
特に、原子力発電所に飛来した場合には、通常のミサイルでも核ミサイルと同等、あるいは、それ以上の被害が予想される。
日本の誇る技術力を戦争にではなく、国民の安全を守るシステムの構築に全力を傾注してほしいと切に思う。 (2024.10 記)