第３使徒サキエル颯爽登場 前編

　どうも～。そうだいです。
　いよいよ、来月にやる劇団の公演が近づいてきまして、最近はよく眠れる日が続いております。夜もそんなには暑くないですしね。
　さて、先日にバカバカしくも宣言してみました『新世紀エヴァンゲリオン』の敵キャラクター「使徒」全15体を検証してみようというお勝手企画なんですが、さっそくの～んびりと始めてみようかと思います。
　ということで、第１回の今日は、最初に現れた使徒である第３使徒サキエルです！
　出ました、しょっぱなからエヴァンゲリオン名物「謎」の登場です……
　なぜ、最初に出てきたのに「第３」なんだよーう！　「第１」と「第２」はどこ行っちゃった？
　さまざまな憶測は流れるのですが、結局、第１使徒が「アダム」で、第２使徒が「リリス」らしく、それらがエヴァンゲリオンの物語を形作る大きな鍵となっているらしいことは、物語が進むにつれて判明してきます。そして、その二つの正体がなんなのか、現在どこにいるのか、人間が作った巨大ロボット（のような人造人間）エヴァンゲリオンとどういった関係があるのか、などといった問題が、劇場版となった最終回にいたるまでの『新世紀エヴァンゲリオン』最大の謎となっていくわけなんです。ふ～ん、第１使徒と第２使徒は、とりあえず出てはこないんだ。
　まぁそんなことで、物語の設定は西暦2015年。2000年に南極で突如発生した大災害「セカンドインパクト」のために、地球は地軸がずれるほどの大変動をこうむり、人類のおよそ半数が死滅するという史上最悪の悲劇が発生してから15年後の未来……
　えっ、「セカンド」？　じゃあ「ファースト」は？　あぁーんもう、全然話が前に進まねぇよう！
　まず「セカンドインパクト」とは、2015年の人々の間では一般に巨大な隕石の南極への墜落だと認識されており、アニメ本編でも、中学校の数学の先生が授業中に思い出話のように生徒に語っているシーンがありました。セカンドインパクトを題材にした『ポセイドン・アドベンチャー』みたいな災害映画も製作されているようです。
　ところが！　実はここにも隠し味があって、どうやら、「セカンドインパクト」の原因が大隕石の墜落だというのは世界の首脳陣（エラい人たち）がわざと発表した嘘で、本当は別の原因による大爆発があったらしいのです。そしてその爆発の直前、南極では光り輝く謎の巨人が目撃されていたのだという……うおお！　謎が謎呼ぶリンゴ殺人事件！！　アダムなの！？
　あっ、ちなみに「ファーストインパクト」というのは、できたばっかりの地球にそうとうでっかい隕石がぶつかって、割れて離れた破片が月になっちゃったという出来事のことなんだそうです。そ、そりゃあインパクトだわ……昔すぎて被災者ゼロ。
　さーて、そんなこんなで時は流れて2015年のある日。
　あのセカンドインパクトゆかりの南極から、遥か遠く日本を目指して海の中を突き進む、一つの巨大な影があった……

　あー、ついに言っちゃいますか……でも、とにかく書くことの多い『新世紀エヴァンゲリオン』ネタですからね。長くなっちゃうんです。皆さんお許しを！　言わせていただきます。

　「後半へつづく。」