皆さんこんばんは。昨日は13日の金曜日でしたね。どうでした? なんか悪いこと、ありました? 私そうだいは、悪いことはな~んにもありませんでした。普通の夏の一日でございましたよ。
ところで、13日の金曜日が不吉だとかなんとかいうのって、今はそれほど世間には広まってないんですかね? 昔はもっと話題にのぼる感じがして、お天気もそのへんを気づかってくれて、もっとどんよりした曇り空になったりしてたんじゃなかったかと思うんですけど。
「13日の金曜日」という言葉は、もうそれほどの怖さを持っていないんでしょうか?
そう、かつて「スプラッタ映画界の『男はつらいよ』的老舗シリーズ」と呼ばれた、あの『13日の金曜日』シリーズが毎年のように公開され、遠く海を隔てた日本のティーンたちをもビビらせていた時ほどには……
ご存じ『13日の金曜日』シリーズとは、アメリカで製作されたスプラッタ映画(ホラー映画の一ジャンルで、血がドバドバ出る過激な殺人描写を売りにしたもの)の代表的作品です。映画そのものを観たことがなくても、このシリーズの悪役にして主役でもある、アイスホッケーのマスクをつけた大男の殺人鬼「ジェイソン」というキャラクターを知っている方は多いのでは?
作品のストーリーは、シリーズを通していたって単純明快。アメリカの、どこにでもありそうな地味な湖クリスタル・レイクのキャンプ場に遊びに来た若者達が、そこに棲んでいる殺人鬼ジェイソンにあの手この手でバッタバッタと殺されていく。ただそれだけの流れで約90分の時間をもたせるという豪気なものです。ジェイソンは自慢の怪力はもちろんのこと、ナタやモリなど、いろんな凶器を使って若者を殺していくのですが、実はチェーンソーを使ったことは一度もありません。よく使ってるイメージがあったんですけど意外です。電気を使ったメカに弱いのか、それともジェイソンなりのこだわりか。
『13日の金曜日』シリーズは1980年の第1作から1993年の第9作までが正統シリーズとされていて、2001年の第10作『ジェイソンX(テン エックスじゃなくてテンと読む)』は、ジェイソンが450年後の未来に復活してやっぱり殺しまくるというため息ものの番外編。2003年に公開されヒットした『フレディVSジェイソン』も、別のホラー映画『エルム街の悪夢』シリーズの殺人鬼フレディとわれらがジェイソンが、満を持して雌雄を決するという両シリーズファン失禁ものの番外編。2009年には旧シリーズとはつながりのないリメイク版第1作が公開されました。まぁ相変わらず殺してますジェイソン。第2作はあるのか? 期待せずに待ってます。
このように、若者を殺し続けて30年、ホラー映画界屈指の信頼のブランドとなったジェイソンなんですが、シリーズを観ていくと、どうもジェイソンには「キャンプ場でこれをやったら殺す」という、決まったルールがあるようなんです。以下、箇条書きにすると
・セックス
・ドラッグ
・未成年飲酒
・夜ふかし
・いたずらで友だちを驚かす
・仲間から離れて勝手に一人で行動する
・ジェイソンのうわさを語っていたずらに友だちを怖がらせる
・「俺に怖いものはない」と虚勢をはる
・なぜか全裸になって夜中の湖で遊泳する(巨乳の娘さん限定 泳いで楽しいすか!?)
などなど……アレ? ジェイソンって何なの? キャンプ場の管理人か? ちょっと指導がいきすぎなだけの。
これには深いわけがありまして、ジェイソンは幼い時にクリスタル・レイクのキャンプ場で、先生の目の届かないところでのクラスメイトのいじめにあい溺れ死にしかけ、表面上は行方不明で処理されたもののどっこい生き延び、すべての若者への復讐を誓いながら孤独に成長したという哀しい過去があったのです。
「青春を謳歌する奴、キャンプ場のルールを守らない奴……許せん!!」
誰でも見境なく殺していただけのように見えた殺人鬼ジェイソンにも、彼自身の人生に裏打ちされた、彼なりのジャスティスがあったんですね。
皆さんも、もしクリスタル・レイクのキャンプ場でキャンプをすることになったなら、夕食を仲間と一緒にとった後は、まっすぐに部屋に入ってすぐに眠ることにしましょう。外で、夜明けまで独りで見回りをしているジェイソンへの感謝の念をこめながら。
追伸
今回も、ここまで私そうだいの駄文におつきあいいただき、本当にありがとうございます!
突然ですが、ここらで私に関して、普段やっていることなどを少しだけ紹介させていただきたいと思います。特に秘密にする必要もありませんしね!
私こと、そうだいは、本名を中村岳人(なかむら たけと)といいまして、千葉県に住んで「三条会(さんじょうかい)」という劇団で役者をやっている、30歳の独身男です。
中村岳人といいましても、お笑いユニット「Bコース」の中村岳人さんとは、同姓同名の別人であります。
来月にある三条会の公演にも役者として出演しますので、公演の情報などはこの「長岡京エイリアン」でも随時お知らせしていく予定ですが、興味のある方は劇団のホームページもぜひごらんになってください。
三条会ホームページ
http://homepage2.nifty.com/sanjokai/
それでは、また次回に!
ところで、13日の金曜日が不吉だとかなんとかいうのって、今はそれほど世間には広まってないんですかね? 昔はもっと話題にのぼる感じがして、お天気もそのへんを気づかってくれて、もっとどんよりした曇り空になったりしてたんじゃなかったかと思うんですけど。
「13日の金曜日」という言葉は、もうそれほどの怖さを持っていないんでしょうか?
そう、かつて「スプラッタ映画界の『男はつらいよ』的老舗シリーズ」と呼ばれた、あの『13日の金曜日』シリーズが毎年のように公開され、遠く海を隔てた日本のティーンたちをもビビらせていた時ほどには……
ご存じ『13日の金曜日』シリーズとは、アメリカで製作されたスプラッタ映画(ホラー映画の一ジャンルで、血がドバドバ出る過激な殺人描写を売りにしたもの)の代表的作品です。映画そのものを観たことがなくても、このシリーズの悪役にして主役でもある、アイスホッケーのマスクをつけた大男の殺人鬼「ジェイソン」というキャラクターを知っている方は多いのでは?
作品のストーリーは、シリーズを通していたって単純明快。アメリカの、どこにでもありそうな地味な湖クリスタル・レイクのキャンプ場に遊びに来た若者達が、そこに棲んでいる殺人鬼ジェイソンにあの手この手でバッタバッタと殺されていく。ただそれだけの流れで約90分の時間をもたせるという豪気なものです。ジェイソンは自慢の怪力はもちろんのこと、ナタやモリなど、いろんな凶器を使って若者を殺していくのですが、実はチェーンソーを使ったことは一度もありません。よく使ってるイメージがあったんですけど意外です。電気を使ったメカに弱いのか、それともジェイソンなりのこだわりか。
『13日の金曜日』シリーズは1980年の第1作から1993年の第9作までが正統シリーズとされていて、2001年の第10作『ジェイソンX(テン エックスじゃなくてテンと読む)』は、ジェイソンが450年後の未来に復活してやっぱり殺しまくるというため息ものの番外編。2003年に公開されヒットした『フレディVSジェイソン』も、別のホラー映画『エルム街の悪夢』シリーズの殺人鬼フレディとわれらがジェイソンが、満を持して雌雄を決するという両シリーズファン失禁ものの番外編。2009年には旧シリーズとはつながりのないリメイク版第1作が公開されました。まぁ相変わらず殺してますジェイソン。第2作はあるのか? 期待せずに待ってます。
このように、若者を殺し続けて30年、ホラー映画界屈指の信頼のブランドとなったジェイソンなんですが、シリーズを観ていくと、どうもジェイソンには「キャンプ場でこれをやったら殺す」という、決まったルールがあるようなんです。以下、箇条書きにすると
・セックス
・ドラッグ
・未成年飲酒
・夜ふかし
・いたずらで友だちを驚かす
・仲間から離れて勝手に一人で行動する
・ジェイソンのうわさを語っていたずらに友だちを怖がらせる
・「俺に怖いものはない」と虚勢をはる
・なぜか全裸になって夜中の湖で遊泳する(巨乳の娘さん限定 泳いで楽しいすか!?)
などなど……アレ? ジェイソンって何なの? キャンプ場の管理人か? ちょっと指導がいきすぎなだけの。
これには深いわけがありまして、ジェイソンは幼い時にクリスタル・レイクのキャンプ場で、先生の目の届かないところでのクラスメイトのいじめにあい溺れ死にしかけ、表面上は行方不明で処理されたもののどっこい生き延び、すべての若者への復讐を誓いながら孤独に成長したという哀しい過去があったのです。
「青春を謳歌する奴、キャンプ場のルールを守らない奴……許せん!!」
誰でも見境なく殺していただけのように見えた殺人鬼ジェイソンにも、彼自身の人生に裏打ちされた、彼なりのジャスティスがあったんですね。
皆さんも、もしクリスタル・レイクのキャンプ場でキャンプをすることになったなら、夕食を仲間と一緒にとった後は、まっすぐに部屋に入ってすぐに眠ることにしましょう。外で、夜明けまで独りで見回りをしているジェイソンへの感謝の念をこめながら。
追伸
今回も、ここまで私そうだいの駄文におつきあいいただき、本当にありがとうございます!
突然ですが、ここらで私に関して、普段やっていることなどを少しだけ紹介させていただきたいと思います。特に秘密にする必要もありませんしね!
私こと、そうだいは、本名を中村岳人(なかむら たけと)といいまして、千葉県に住んで「三条会(さんじょうかい)」という劇団で役者をやっている、30歳の独身男です。
中村岳人といいましても、お笑いユニット「Bコース」の中村岳人さんとは、同姓同名の別人であります。
来月にある三条会の公演にも役者として出演しますので、公演の情報などはこの「長岡京エイリアン」でも随時お知らせしていく予定ですが、興味のある方は劇団のホームページもぜひごらんになってください。
三条会ホームページ
http://homepage2.nifty.com/sanjokai/
それでは、また次回に!