ヨシムラ・サイエンス・ラボ

身近な物を材料視点で解説「サイエンスライター」
銅の良さを伝え広める「伝銅師」、金属のお悩みへの相談「メタルソムリエ」

工場の祭典 とんとんとんとん いい音でした!

2015年10月25日 | 金属
伝統工芸と身近なものを材料科学でサイエンスするヨシムラ・サイエンス・ラボです。

先日、新潟の燕三条で開かれた工場の祭典。
そのご報告第三弾。
今回は、銅の槌起「玉川堂」樣。
玉川堂樣の銅の槌起は、銅の技術領域を語る上で欠かせません。


大小合わせて200本もの、あてがねとして使用する鳥口(とりくち)と、金槌をつかって、厚みを変えずに下から金属を絞り上げる。
硬くなったら、コークス炉で鈍す(なます)。
一つのやかんを作るには一週間だそうだ。

素晴らしい技術ですね。

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