三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

ディズニーランドの広告作戦

2007年02月09日 07時11分06秒 | Weblog

東京で参加している印刷関係のイベントセミナーで紹介されたチラシのお話。
って、いっても巨大でして、なんと、新聞全面の2倍の大きさ。
ご存知、ディズニーランドが折り込んだチラシで、
名古屋地区に集中させた広告作戦だったそうです。
これを見た人は、きっとびっくりしたでしょうね。(笑)
表側が、ディズニーランドのイラストマップになっている。
裏面には、こちらにはディズニーランドのキャラクターが全員集合している。
これを新聞に折り込んだそうですから、
当日の新聞は、新聞よりも厚い1枚のチラシ、ということだったろうと思います。

わたし自身は、どうもディズニーランドのような人工的な
娯楽施設、というものに食わず嫌いなところがあって、
家族でもなるべく話題が出ないようにしているタチなんですが、
そういうお父さんは、これにはやられた、って閉口するでしょう。(笑)
このチラシは、たぶんほとんど捨てられることはないのではないか。
きっと、居間ではないまでも、相当多くの子ども部屋には張られただろうと思います。
たぶん、相当の家庭普及率(?)だったでしょうね。
インターネットが普及してから、いろいろな変化が起こってきていますが、
そのなかで、チラシは数少ない伸びているメディア。
こういう作戦を考えるまで、元気のいい状況だ、ともいえますか。

しかし、新聞や出版全体では、いろいろ厳しい状況が進行していることを実感します。
出版社で、最大の売上規模を誇っていた講談社では、
最高売上期から、直近では、なんと3割近いダウンなんだそうですね。
東京で、いろいろなみなさんの話を聞くと、
地方で断片的に入ってくる情報の裏側、というか、
その背景のようなものがより明瞭に理解できますね。
地方零細出版が、今後どうやって新たな展開を模索していくか、
課題がたくさんのお土産になりそうな、出張に来ております。
でも、このチラシじゃないけれど、活性化へのヒントはたくさん出てきていると思いますね。

<写真は羽田空港での無線LANからいま、変更をアップしている様子。
無線LANって、緊急の時でもホント、便利ですね。感心感心。>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする