三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

再生家具ショップ人気

2007年06月21日 06時07分34秒 | 住宅取材&ウラ話


写真は先日伺った、伊達市・須藤建設さんのショールーム。
RCのビルの1階を展示コーナーにしている。
で、なにげに見ていた家具なんですが、
良く聞いてみたら、これらは再生家具なんだそうです。
脚や、骨組みなど、立派なんだけど、
カバーや表面などが汚れたり、傷ついたりしている家具は多い。
そういうのを集めてきて、というか、
販売単価などを見ていると原材料としての古家具は
どう考えてもただ同然で仕入れているとしか考えられない
という値段で、販売されているのだそうです。
伊達に来たのですが、この家具のショップは札幌にあるのだそうで、
情報って、なかなか、面白いものですね(笑)。
展示されているのは、種々雑多なデザインや材質。
こうやって、新品のように再生させられるのですが、
やはり使い込まれたような、いわば親和感のようなものが感じられます。
新品では出そうと思っても出せない味わいなのかも知れません。
きっと、木の表面に細かく付くだろう傷が
表面にやわらかい光の屈折をもたらして、
人の目に優しい印象を与えるのではないだろうか、などと
勝手な思いこみがわき上がってきます。

こういうところに目を付けるというのは面白いですね。
商売でも最近は、新しいものによりも、
古いものや、リサイクルに関連したようなものが人気だ、という説がありますね。
こうやって実際にこういうモノを見ると、
真に迫ってくるような感じがいたしました。

コメント
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