きのうは札幌を朝一番で出て仙台へ。
表題のようなシンポジウム取材のために参加であります。
東北フォーラムは、地域の住宅環境性能を探求する研究団体。
今回の東日本大震災を踏まえ、その「復興住宅」の性能的なガイドラインを
共同研究の形で、発表されたものです。
会では、国の建築研究所・澤地さんの
「準寒冷地版自立循環型住宅への設計ガイドライン」についての発表に始まって
東北フォーラムの研究者のみなさんによる
詳細な「地域の特性を生かした復興住宅の環境設計」が示されました。
今後の東北での家づくりの基本的な方向性を示すものであり、
本誌としても普及啓蒙に取り組んでいきたいと考える内容です。
これから発行予定の「東北の住まい再生3号」でも、
この内容をまとめたいと考えています。
さて、そうしたシンポジウムでしたので
会場では、大変多くのみなさんと顔を合わせることが出来ました。
東北フォーラムの吉野理事長はじめ、多くの研究者のみなさん。
建築研究所・澤地孝男さん。
東北各地から参集された住宅設計者のみなさん、それに日頃から
親交のある多くの企業関係者のみなさんなどなど、30名以上の知人に
いっぺんに会うことが出来まして、
これだけでも大変ありがたい次第であります。
やはりこういったイベントで、人的な交流が活発化し、
さまざまな案件の進展に弾みは付いていくものですね。
さっそくいろいろなみなさんと関係する事柄が動き始めておりまして、
貴重な機会となりました。
深く感謝申し上げる次第であります。
また、きのうには、応急仮設住宅の住民自治会の方から、
「東北の住まい再生」誌を全戸に配布したいという申し出が寄せられました。
その内容について評価いただいたということで、
たいへんうれしいお知らせをいただいたと感謝しております。
さっそく各方面と調整して、これも進展させていきたいと考えています。
復興に向けた東北の動き、
かなり活発化してきたという実感を深く持つことが出来た1日でした。
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