さて、上の写真がクッションフロア(以下CF)を剥がした後の様子。
被覆されているCFの下から、肉に似たコンクリート土間床が露出する。
てっきり平滑かと思っていたら、
筋状の凹凸が施されているように見えます。
なにやら、筋肉のスジを思わせるかのようですね。
CFはこの面に対して、接着材で固定されていたのでした。
カッターでの裁断は、はじめはなんとも頼りなく、
「これホントに切れているのかな」
という不安が先立ってくるものでした。
で、徐々に右手で切るのと同時に左手で「剥がす」ようにしたら、
施工の感覚が見えてくるようになりました。
頼りないプラスチック製の「物差し」を当ててやっていましたが、
「まっすぐに切る」というのは、予想以上に難しいことに気付きます。
金尺を買って使用した方がいいだろうと思いますが、
そこまでの準備はしていませんでした。
何度もラインがずれて、微妙にカーブしてしまう・・・。
力加減が難しいのと、下地のコンクリート面が平滑ではないことが
影響してくるのだろうと思われますね。
本当は最初にカットラインをきちんと直角を出して線描してから、
その線に沿ってカットすべきでした(反省)。
でもまぁ、素人DIY、なるようにしかならない、
覚悟を決めて前に行くしかない、という開き直りであります(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/d5/d9064709b3a6cc1415d8d5bdca4e39fd.jpg)
で、カットし終えてから、
見てみると案の定、やはりきちんとした直角ではない、
不定形の四角形形状に切断面がなってしまっていた(汗)。
そこに購入してきたCFを当てて形状通りにカットしようとしたのですが、
これもまた難しいワケです。
1辺はなんとかまっすぐっぽいけれど、それに交わる次の辺は
微妙に角度がずれているので、
いったん大きめにカットしてから、細部は微調整をしていった。
接着は、施工性を考えて両面テープを使いました。
接着剤だと、扱い方が難しすぎるように思われ、
やり直しもラクそうだと思った次第。
大きさは大体1.2m×0.8mくらいの大きさなので、
テープはCF裏面にタテヨコそれぞれ4~5本を張り巡らせました。
それを一気に、
後先考えず気合いで切断面にあわせ、すぐに押さえ込む。
で、不安だったのですが、
案ずるより産むが易し、ということでまぁまぁ、という感じであります。
しかし、よく見てみるとやはり切断面縁辺部は
ジグザグのラインで、隙間は大きかったりなかったり、という
ふぞろいのリンゴたち状態(笑)。
でもまぁそれも「手業の味わい」と強引に納得(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/b0/317875ee8a2d5b4f1ca94acdf543e42b.jpg)
できあがって椅子で、状況を確認。
床面としてのふるまいは問題は感じない。
まぁあきらかに色柄は違っているのだけれど、
この辺は、妥協してもらうしかない。
で、このあと、隙間をシール材で仕上げまして、完了致しました。
本日、出社してくるスタッフの評判やいかに、
っていうところですが、
わたしは本日早朝から出張であります。
帰ってくるのは早くても明後日の予定。
留守中、顰蹙を買うことになるのか、賞賛につつまれるのか、
不安いっぱいの旅立ちであります(笑)。