三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

年代物・スケルトン化ガラケー

2014年09月15日 08時32分53秒 | Weblog


iPhone6の普通のにするかはたまたプラスにするか、
その大きさを実機で確認したいと、きのう、朝早くauショップを訪れました。
なんですが、ショップにはまだ、実機は到着していないようで、
「似た大きさのは、これですが・・・」というように確認できました。

で、要件が片付きかけたとき、
ふとみると、高校同期の友人が手持ちぶさたにたたずんでいる。
「おお、どうした?iPhone6の申込み?」
と聞いたら、差し出されたのが写真のガラケー。
「いやな、契約の仕方でもっと安くなるハズなんで、変更申込みに・・・」
ということなんですが、
ガラケーを見させてもらったら、なんとも素晴らしい(笑)。
愛着を持って使い続けてきた様子がヒシヒシと伝わってくる。
外観を構成していた紫色の塗装はほぼ全面的に剥がれ落ちている。
ところどころに残滓が残っているという風情。
で、ほぼスケルトンとなって、内部の仕様が見えている。
「おお、カッコいいなぁ、・・・で、使えてんのか?」
「なんも、バッチリだ」
「そーだよな、俺たちくらいだとそんなにスマホの機能使えないしな」
と、iPhoneプラスを申し込んだことは脇に置いている(笑)。
「もう何年使っているか、憶えていないくらいなんだけど、
普通に電話とメールで使っている分にはなにも問題はない」
「どうせLineとか、SNSはやってないからな」
という次第。
 まぁあくせくと時代の変化に追従しているわが身ではありますが
こういう「筋の通った」使い方をしているヤツには敵わない。
そうなんですよね、便利さを追い求めるばかりじゃなく
ものとしての寿命がくるまで、使い倒してやるというのも
モノへの態度として、まことに共感できる。
「こうなったら、完全スケルトンをめざして、使い倒してやる」
「料金も徹底的に安値追求してやるんだ」
と、まことに見事に昭和の男を感じさせる(笑)。
男の生き方スタイルとして、フーテンの寅を超えるような
スケルトンガラケーの◎◎、をでもめざしてがんばって欲しい。
エールを送りたいと思いました。

コメント
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