三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

【鎌田紀彦/鈴木大隆対論 in 新住協札幌】

2016年07月20日 05時33分39秒 | Weblog
鎌田紀彦先生には、先週末・金曜日にも当社のイベントで
北海道に来ていただいたのですが、
きのう火曜日には、新住協札幌のイベントで再来です。
室蘭の家はもう処分されているので、
3連休を北海道で過ごすにも拠点がいまはありません。

新住協札幌支部として、北総研の所長になられた鈴木大隆さんに
「HEAT20」についての講演をお願いしたところ、
鎌田紀彦先生も「俺も聴きたい」という希望が寄せられたという次第。
そういう経緯だったので、鈴木さんの講演や、鈴木さんが主導的に進めている
道庁建築指導課の「きた住まいる」の発表など、
鎌田先生が仙台に拠点を移されて以降の、国や道の施策の方向性について
鎌田先生からの率直なツッコミを交えて、
事実上の「対論」形式でイベントが進行されていました。
ただしわたしは、所用があって時間が遅れて参加しました。
なので録音などは、鈴木さんの講演途中からだけ。
司会進行の北海道住宅新聞・白井氏のご好意で講演録音記録を
後日いただくことになったのですが、本日の情報発信には間に合いません。

鎌田先生と鈴木さんは「師弟関係」。
室蘭工業大学で指導されてきた鎌田先生の助手を長く務められて
その後、先生の推薦で北総研に移られた。
北総研での研究業績が認められて地位も累進され、
いまや、国の住宅建築政策策定の中心的な存在として活躍中。
同時に北総研の所長として、北海道の住宅政策も同時進行で策定しています。
わたしも鈴木さんから委員として任を仰せつかっております。
そういうことから、鎌田先生曰く、
「わたしたち新住協と北海道とは切っても切れない運命共同体として、
研究開発・施策の実践に当たっていきたい」という関係。
きのうの対論でも、さまざまな国の施策制度の共通プラットホームになっている
「1次エネルギー算出プログラム」の計算根拠などについて、
かなり突っ込んだ議論が展開していました。
また「きた住まいる」の「家歴」システムについても
より実践的な内容の提案など具体的ポイントで活発なやり取りがされていました。
今後、取材データを良く検討して、対論のポイントについて
まとめていきたいと考えています。
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