三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

窓の位置

2007年09月04日 06時02分25秒 | 住宅性能・設備





窓の位置の決定って、どのように考えるでしょうね。
東京のような過密都市で家を考える場合には、とりあえず基準法に則って
必要な「採光条件」を満たすことを優先させることくらいしか考えられないことでしょう。
窓の決定の大きな要素は、
採光・周辺環境の室内への取り込み・自然換気などが考えられるでしょう。
写真のお宅の場合、この方向は北側で、隣地には大きな店舗があって
その駐車場に面しています。
なので、必要な採光を確保して、外の視線を排除して、
天井レベルまで高くしています。
やや天井高さも抑えられて、真ん中にフィックス窓と、左右に換気用の開閉窓がついています。
よく見る、腰からの高さで一般的な窓、とは違っています。
こういう窓って、それだけで、シャープな印象をもたらしてくれます。
というか、一般的なサッシのカタログから適当に選択した、
というような感じではない。
窓の開け方に、基本的な家づくりの姿勢が感じられる。

左手には食卓テーブルがあるのですが、
この高さの窓だと、座った位置からは空だけを見るような感じ。
確かに、隣地の駐車場の車たちを見せつけられるのは叶わないし、
こういうように関与したくない隣地状況のときには
もっと利用すべき窓の開け方だと思いました。

きのうは久しぶりにススキノで会食しておりました。
たいへん板前料理に感嘆。
かぼちゃの煮付けのほどあいの良さに、感激しておりました。
たまに、ちゃんとしたお店の料理をいただくのは、
家庭料理の参考にもなるので、料理法を聞きまくっておりました。(笑)
変な客だなぁと、毛嫌いされず、親切に教えていただきました。
でもね、カボチャの煮付けって、奥が深そうであります・・・。
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