三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

わが家のかわいいシーサー

2010年11月20日 08時41分44秒 | Weblog





忙しさにかまけて、
わが家には、うるおいというものが不足しているのでは?
っていうことで、先日、ふと再発見していたのが
ごらんのシーサー置物。
沖縄で娘の身の回りのこととかを心配していたころに
買い求めていたもので、
かわいいなあと、買ったのはいいけれど、それ以来4年くらい、
まったく置き場所を得ていなかった。

わが家は、もともとはしっかりデザインされていた建物だったのですが、
職住一体の建物で、仕事の方が予測よりも大所帯になって
増築したりしたので、しわ寄せで玄関は結局、狭くなってしまっておりました。
その後、仕事場の方は結局、別の場所、ほんの5百メートル距離に
新築移転したので、その残骸がちょっと広すぎる自宅として残ったもの。
そのうえ、仕事が忙しくて、家のことを考える時間とゆとりが持てないまま・・・
っていう、よくあるパターンなんですね(笑)。

前振りが長すぎですが、
ようするに、ようやくにして、シーサーたち、
わが家の玄関先に置かれた次第です。
シーサーですから、やはり門とか、入り口とかにいるのが正しい。
で、考えた末に、階段の衝立的な部分の上に置いたのです。
でもそうなると、スペースは狭くやや不安定でもあるので、
足下前後に、枠のようにした小木材を木工ボンドで造作してみました。
万が一、荷物移動の時などでも、
シーサーを移動できるし、また、玄関ドアの開閉時の振動などで
ずれていくようなのも押さえられるのではないか、
そんな工夫をしてみた次第であります。
で、家に帰ってくるとにっこりシーサーが迎えてくれる。
家を出るときには、
「いってらっしゃい、ヘンなヤツが来たら噛みついてやるから、安心しな」
みたいな表情で送ってくれております。


家をことを考えるというのは、
好きなんです、本当は。雑誌を創っているくらいなんで(笑)。
でも、忙しくて、自分の家のことはあんまり考えられない。
パラドックスであります。
こうやって、ほんの小さなことを考えることが出来て、
ややバランスを取り戻したような気がいたします。
前にはよく、仕事の空間でDIY的に作業環境を自作したりしておりました。
そういうことを考えている時間は、本当に大切ですね。
最近は、日本全体がこういう種類のゆとりを失っているのではないか。
景気とか、経済とか、政治とか、
どうしてもそういうことで、不満や不安が襲ってくるのですが、
少しでも心がけて、身近な整理整頓を考えていきたい。
しあわせは、結局、身の回りの小さいことから、でしょうね(笑)。
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