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三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

重い荷物担いで・・・

2009年10月21日 07時24分43秒 | Weblog



ちょっと、つらいかなぁ、とは思ったのですが、
まぁ、なんとかなる。
とつい思ってしまいまして、どっと疲れが。
なんのことか、さっぱりわかりませんね(笑)。
申しわけありません。
きのうは、札幌から東京へと移動しまして、
いくつか、営業先回りをして参りました。
どうしても雑誌の件ですので、
説明資料は、重い雑誌になります。
わが社の発行するReplan誌は、1冊あたり1kgを超えることも多い雑誌なので、
それが10冊近いと、それだけで10kgを超す。
そのうえ、いま書いているMacBookProほかの所持品も入ったバッグ。
それを肩から提げての行脚であります。
まぁ、最初でかなり削減され、徐々になくなって、
最後は、かなり軽くなったのですが、
それでも、確実に体力は消耗しておりました。
ようやくたどりついたホテルでは立ち上がれないほどの体力低下。
軽く食事して、回復に努めましたが、
ようやく朝方になって、元気回復してきたようなことであります。
やれやれ、ふ~。
日頃、こんなに20kgにもなる荷物を長時間、運んだことはないのですから、
もう少し、慎重に考えるべきだったと反省であります。
どうしても、あれもこれも、とプレゼン資料は多くなるとはいえ、
やはり総重量の計算はしっかりすべきですね(笑)。

さて、スッキリして散歩してきましたが、
近くに東京ドームのあるホテルということで、
クライマックスシリーズの舞台になる決戦地であります。
きょうからパリーグでは、札幌ドームで決戦開始。
戦前のムードでは、野村監督率いる楽天に判官贔屓が集中している感じですが、
さてどうなんでしょうか。
通常のリーグ戦では、楽天にパリーグで唯一勝ち越しているのが
北海道日本ハムで、しかも今シーズンはダルビッシュでは勝っていない。
そういうデータからすると、ホームということもあり、
優位は動かないと思うのですが、
まぁ、手に汗握って見てみたいと思います。
とはいっても、今日は、夕方まで東京で、
試合中は飛行機の中という予定です。
いい試合を期待したいところですね。






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若すぎる死

2009年10月20日 04時38分45秒 | Weblog




昼前、ある設計者の死を知ることになる。
かれの師匠に当たる設計者からの情報。
思わず絶句した。
若い、あまりにも若い・・・。
もう5年以上前くらいか、かれが建てた自宅兼用事務所を
雑誌で掲載した。
その建築への方向性に、大いに期待感を抱いた。
その後、北海道らしいそのスタイルを好もしく思い、
何度も、本州地域からの住宅見学者が来る度に、その家を案内した。
その度に、こころよく見学をさせていただいた。
設計者の名前は、奥村晃司さん。

ちょうど、いま刷り上がった別冊特集号でも、
かれの住宅を取り上げている。
いろいろ考えたけれど、やはり予定通り出版しようと思う。
設計者にとって、発表の機会というのは貴重だ。
わたしたち雑誌社には、そういう役割というものがある。
当たり前のことを淡々と、約束したことはきちんと果たす。
たとえ、いま、すでにかれは語ることができないとしても、
それが、筋道なのだと思った。
夕方、情報を確認して、お宅に向かった。
本日からは東京出張が入っている。
ご焼香だけでも、ご挨拶しておきたいと思った次第。
奥さんは気丈に、お話ししていただいた。
まだ45才。
娘さんは、かれのデスマスクに人形をすりつけていた。
まるで、まだ生きてある父親とじゃれ合っているように・・・。
手短かに、出版は予定通りすることをご報告した。

スタッフと同行したのだけれど、
帰りの車中は、言葉が出なかった。
人の世の無常を、思わざるを得ない。
かれから10以上も年を重ねている自分が、
送ることになるのだ、そんな思いが無口にさせる。
これから、いくつものこういうことが積み重なっていくのだろう。
すでに何人か、送ってきたように。
「北海道の建築を良くしたい」
そう言いながら逝った知人もいた。
生きていることの意味を、深く沈思せざるを得ないと思います。

合掌。






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概算要求予算

2009年10月19日 08時06分15秒 | Weblog


民主党政権、いよいよ、問題の核心が見えてきたのか。
きのう、「行政刷新会議」の仙石大臣さんが、
テレビ朝日系の政治討論番組に出ておりました。
行政刷新、という言葉はいいし、その志はまことにいい。
その仕事の進捗状況をかいま見せていた番組なんですが、
行政の現在の行き詰まりの実態を見るようでしたね。
よく、官僚が悪い、というように簡単に言い切ってしまう風潮がありますが、
やはりことはそう、簡単ではない。
総体としてのシステム全体が、
いわば機能不全を呈していることが問題なのだと思えました。
たしかに、わたしたちが日頃接している「住宅行政」という部分を見ていても、
同じように感じてくる部分があって、
そうか、このようなことが、どこでも起こっているのが現状なのだ、
っていう印象を強く持った次第です。

住宅の政策でいえば、
現場と乖離した政策行政になっていて、
目的に合致しない施策が山ほどある、ということなのです。
そしてそれらは、ひとつひとつ見ていると、
それぞれすべてに必然性があって、簡単に否定できるものではないのです。
長期優良住宅法、という法律が6月に成立したのですが、
そこでは、耐震等級2を遵守すること、という規定が盛り込まれていました。
このことは、たぶん、国の政策目標として、
継続的に取り組まれてきたことなのだろうと思います。
しかし、その法律は作ったけれど、実施段階でどのようなことが起こるか、
どうも施策の行政側には見通すことは出来ていないと思う。
で、実際に起こっているのは、
この法律に合致させるためには、
木造住宅でも「構造計算書」を作成するということになったこと。
これも、法律が示されて、事業者が実際に自分の申請する建物と
照らし合わせて、詳細に検討しなければ、すぐには判明しなかった。
一応、簡易な方法というのも示されていたけれど、
すぐに、使えない代物と判明した。
で、大急ぎで構造計算事務所に駆け込んで、20万円ともいわれる費用を掛けて
みんな計算書を作り上げた。
なかには、不慣れなソフトを扱うことで、
過重な設計要求が計算結果として出たりもしたそうです。
まぁ、そのように出てきた申請が、今度は受理する側の不慣れで、
申請許可がなかなか下りない、ということが起こった。
遅延が常態化して、現場は着工できない、という現実になった。
本来、景気刺激としての政策としてはじめられた施策が、
現実には、長期優良不況、というような言葉までささやかれるようになってきた。
そういう現実がありますが、
どうも、仙石大臣のドキュメントを見ていても、
同様の病根が、あらゆる場面で噴出しているようだと思いました。
まことに根が深い、と思わざるを得ない。
行政刷新、というのは、このようなシステムをそのプロセスごとに
解剖して、システムとしての改善方法をみつけるという
ちょっと気の遠くなるような作業だと思います。
時間がかかる・・・。しかし、時間は掛けられない。

現場的に見ていても、さてどうやったら改善できるのか、
なかなか、口で言うほど簡単なことではないと思います。
いわんや、官僚が悪い、という簡単な断罪で終わらせられる問題でもない。
しかし、道は遠くとも、普通の感覚を大切にして、
民主党政権は、頑張って欲しいと思いますね。


<写真は、落葉の散歩道>




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暖かい散歩道

2009年10月18日 09時18分15秒 | Weblog



忙中閑。
来週は土日もイベントなのですが、
今週は、ゆっくり骨を休めています。
久しぶりに散歩をしているのですが、季節の移ろいに驚きます。
きょうも、いつも行く「西野緑道」周辺を散策して参りました。
きのうは北海道神宮の周辺地域をたっぷりと散策。
木々の名前を知らないことが、すごく残念な気がします。
いろいろな樹種の知識がもっとあったら、
紅葉するそれぞれの様が、もっと味わい深く見られるのに、と。
ことしは、夏が長雨にたたられていたのですが、
そういうことがどんなふうに影響するのか、
気がかりな部分ですが、すでに新米も出回っていて、
きのうから、新米を食べさせてもらっています。
やや水加減が多すぎでしたが、新米らしい味わいを楽しめました。
夏の季節の散歩道とは打って変わって、
実に表情豊かな色合いが、目を楽しませてくれます。
これからほんの少しの期間、暮れていく輝きが見られるのでしょう。
可能な限り、朝の散歩、出かけてみたいものです。

さて、パリーグでは楽天がクライマックスシリーズを連勝で
勝ち上がりました。
来週21日から札幌に舞台を移して、わが北海道日ハムとの決戦です。
やれやれ、困ったなぁ、っていうのが実感。
東北でも仕事しているので、親近感は強い。
この両チームの戦いは、辛いものがあるのですね(笑)。
しかも、ダルビッシュ君が、生涯初めての故障発生。
かれの長く続いて欲しい野球人生を考えれば、
ここは絶対に無理はして欲しくない。
日本シリーズも含めて、ぜひ休養すべきだと思います。
日本プロ野球の一番大切な宝物だと思うので、無理はすべきでない。
一方で、楽天は、ドタバタ続きながら、それをむしろ
エネルギーに変えて、勢いを付けてきている感じがします。
自分自身の進退問題まで戦うエネルギーにしているようで、
さすが、野村監督、面白いプロ野球を見せてくれている。
どうもここまでの状況では、常識的に見て楽天に分があるような雰囲気ですが、
さぁ、これは第1戦の雰囲気次第でどうなっていくのかはわからないところ。
ふだん通りの守り勝つ野球ができれば、
案外、楽天の勢いは急にしぼむ可能性もあります。
どちらにせよ、全力を出し切った戦いが見たいですね。




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袖壁と軒の出

2009年10月17日 10時01分37秒 | Weblog



写真は、先日取材してきた美幌モデルハウスのなかの
山岸建設さんの住宅です。
FAS工法のビルダーさんですが、デザインも頑張っていました。
無落雪で、シンプルなボックスタイプですが、
南側面の開口部をクローズアップした写真です。

美幌は太平洋側、というかオホーツク海側の気候で
冬の積雪はそれほどではなく、
太陽日射は比較的多く取得可能な地域。
そこで南側面に対して大きな開口を設けるスタイルができれば欲しい。
でも、そのためには断熱気密の技術レベルがしっかりしていないと、
大きな熱損失を招いてしまう。
そのあたりは、自信たっぷりに大きな開口を開けていますが、
逆に、冬場でも断熱気密がしっかりした住宅では、
オーバーヒートの問題が出てくる。
実際に夏場には、そういう心配が現実なんですね。
そこで、この建物では、南側面を大きく袖壁と屋根の軒の出を連続させて
ちょうど枠でしっかり囲むようにデザインしていました。
建築家・難波和彦さんの「箱の家」シリーズに着想したようなデザイン。
こういうプランは、まさに合理的で、
現代住宅のひとつの方向性を表しているといえますね。
ただし、この枠の太さや、力感がデザイン上の大きなポイントではあると思います。
全体のバランスや、表面の仕上げ材料の質感との調和など、
シンプルに仕上げるなかで考えなければならないポイントは案外多い。
ここでは、白っぽい枠に対して、窓面の方を黒っぽい色合いにして
よりくっきりと印象させています。
その分、枠の厚みはやや薄めで、奥行きも90cm程度と
軽やかな仕上げ。
奥行きを深くするほど、若干、コスト高にはなると想定できるので、
そのあたりのバランスを考えたデザインかなぁと、推察できました。
このようなデザインでは、日射の移ろいを反映して
建物のメインの南側が微妙な変化を見せていきます。
太陽光という、一番普遍的な要素をデザインに取り入れることができる。
まぁ、なかなかにうまい手法だと思いますね。

北海道で大きく発展したボックスタイプの住宅プラン。
わたしたち北海道人にすると、
冬の雪対策を考えていった結果、やむなく到達した無落雪屋根住宅の
必然的デザインであり、結果、屋根のデザイン要素が
奪われてしまった、というように感じるのですが、
難波さんのような設計者から、逆にこういう方向性を提示されて、
わたしたち自身も、そのデザイン性を磨き上げると言うことに気付いてきた、
っていうような思いがあります。
以前にも、東北地域の設計者のみなさんと話していて、
ボックスタイプのデザインに憧憬を感じていると聞いて、
「そういうものか」と思った経験があるのですが、
南と北、それぞれ、ないものに憧れるということなのだろうかと、
思い至ったことを思い出します。




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中学校でも学級閉鎖

2009年10月16日 07時41分31秒 | Weblog



新型インフルエンザ、北海道ではいま大流行のようです。
小学校でもかなり学級閉鎖があるようですが、
ついに坊主の通う中学校でも大流行が始まったようで、
きのうから、ついに坊主のクラスも閉鎖になりました。
坊主は全然,ピンピンしておりまして、
「やった~、学級閉鎖だ~」と無邪気によろこんでおります(笑)。
「こういうときにも、学校に行っているのと同じように学習時間は守りなさい」
「なんでさぁ?、休養しなければならないんだよ~」
「別にインフルエンザにかかっているわけではないのだから・・・」
っていうように、説得を試みますが、
まぁ、なかなかそういう親の思いは通じませんね(泣)。
楽しく(?)学級閉鎖期間を過ごしているわが子を見ながら、
ため息をついている次第であります。

新型インフルについては、
いろいろな情報がありますが、このように実際に流行が始まると
やはり心配ではあります。
日ハムの選手がかかっていたときのコメントを見てみると
タミフルは効果があるようなので、
そういう事態になったら、またご厄介になるかも知れませんね。
まずはうがい手洗いを励行するくらいしか、対策はありません。

さて、民主党への政権交代からだいぶ経ってきましたね。
やはり政権交代というのは、それ自体が改革の第一歩ですね。
いろいろに取り組んでいる課題が、
これまでの先送り・隠蔽といった側面がクローズアップされてきて、
新しいことをはじめるという前に、
過去のきちんとした把握と、見直し、ということがどんどん出てきます。
航空行政というものの特別会計と、その不透明な実態など、
あきれるようなことがまかり通ってきていたのですね。
羽田と成田の首都圏空港の問題など、
国交省大臣は、ごく常識的なことを言っているとしか思えない。
海外から帰ってきて、なぜあんなに国内便乗り換えに時間と手間がかかるのか、
誰が考えてもすぐに考えることが、どうしてできなかったのか、
まずは、こういう問題点をひとつひとつ、
常識的な判断が通じるようなかたちの国にして行かなければなりませんね。





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太陽光採光システム

2009年10月15日 06時39分43秒 | Weblog



先日の美幌町エコランドで発見した面白い装置。
家の中って、どうしても窓の位置の関係から暗くならざるを得ない場所ができる。
現代の住宅が、それ以前の住宅に比較して圧倒的に違うのは
ガラスという素材を使用できるようになって
家の中に太陽光を導き入れられるようになったことが一番大きいと思います。
昔から人間が住んできた環境では、ガラスの利用以前までは
採光するために窓を開けても、ごく必要最小限にせざるを得なかった。
また、屋根を重厚に掛けて、たとえば茅葺きのような素材を使って
断熱も考えていくと、室内へ光を取り入れていくことが難しかった。
でもまぁ、そのような結果、
人間心理の中に、複雑な心理のヒダのようなものが生まれ、
たとえば「さめざめと泣ける空間」っていうような情緒的空間も
わたしたちの精神文化にはあったとも言える。
なんですが、そういう暗さの効用よりも
圧倒的に「明るさ」信仰が強大になって、
家の中が明るくなることが正義というような風潮も生まれてきたといえる。
そして、これからの社会は、このようなことについて
どのような方向に向かっていくのか、
まだ、見通しは利きにくいのかも知れないけれど、
そんななか、こういう装置もハイテクで生まれてくる。
太陽光を光ファイバーで集光して
家の中の必要な場所を明るくするという装置なんですね。
メーカーHPには、

1.高品質な太陽の光です
目に見える光としての可視光は、太陽光そのものです。見た目にもやさしく、自然な色合い
で、人工照明では再現が難しい高品質の光です。朝~夕まで、刻々と変わる太陽光の変化
をそのまま伝えます。
2.紫外線をカットした可視光中心の太陽光です
太陽光は、生物が生きる上で必要不可欠で重要なエネルギーです。
「ひまわり」は、単レンズ集光により発生する<色収差>を利用して、その有害な紫外線を減少させ、可視光線の特性をそのまま伝送しています。(図1) だから、動植物に優しく、光合成、その他の生理活性にとっても有効な光なのです。
紫外線をカットしているため、家具やじゅうたんなど、色あせを抑えます。
3.太陽光を自由自在に伝送できます
光ファイバーによって、従来では難しかった室内や地下室への太陽光の採光が可能です。
生命を育むために必要な成分を凝縮した光として、さまざまな場所に伝送できます。

っていうように書かれています。
森ビルの子会社が作っているようです。
そういう経緯から想像すると、オフィス需要がターゲットと考えられる
高付加価値型の高額の製品のように思います。
(すいません、価格までは調べておりません>
まぁ、目玉商品のようなもので、
人寄せパンダのような扱いだとは思いますけれど、
こういうようなハイテクが、一般化していくような流れになるのか
ちょっと、見通しにくいのが現代の住宅の方向性だと思います。
さてどうなんでしょうか?






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暖房機のチェック

2009年10月14日 06時48分17秒 | Weblog


おとといチェックしていた灯油ボイラー。
きのう、ようやくメンテナンスショップと連絡が付き、
夕方には来ていただけると言うことになりまして、
これでひと安心、と思っておりました。
で、時間になって来られて、わが家のボイラーをみていただいたのですが、
どうにもラチがあかない様子。
リセットランプが付いて、リセットを掛けても
復帰しない症状なんですが、
「これは部品がダメなようですね」ということ。
「そうですか、じゃぁ、部品を交換してからですね。」
「すいません、これから部品を取りに行ってきますので、1時間ほど待っていてください」
という次第になりました。
ところが、家を出てケータイで電話しているかなと思ったら、
ふたたび、家の中に入ってきて
「すいません、メーカーでこの部品はもうない、というんですよ」
「え、・・・これは8年前くらいに設置したものなんですが・・・?」
「そうですかぁ、製造年月日を確認してみますね」
ごそごそ・・・。
「製造年月日で見たら、平成8年くらいまで製造していたもののようです。」
「じゃぁ、いまから11年前くらいかぁ」
「そういうことなので、これは修理できません」
「え、じゃぁ、このボイラーは廃棄するしかないって?」
「・・・」
っていうことで、業者さんは帰って行ってしまいました。
メンテナンスだけを依頼されている業者さんとしては、どうしようもない。

さて、どうなんでしょうか?
生産中止になっていたボイラーとはいえ、
わが家に設置されてから、まだ8年程度のボイラーですが、
こういうふうに部品が供給されない、という形で使用不可能になるのでしょうか?
使う側としては、まぁ、ちょっと困りますね。
ボイラーという商品の性質上、部品は頻繁に壊れるのは理解できる。
問題は、そういう部品の供給を用意しておかない点です。
まだ、本格的な寒さには時間がありますから、
方針を考えていかなければなりませんが、
やれやれ、北国の暖房システム、
こういうようなメンテナンスの問題も含めて考えなければなりませんね。
でもユーザーからしたら、基本的な部品は長期間保管しておいてほしい。
ユーザーとしては事実上、買い換えるしかないわけでしょうが、
ちょっと理不尽かなぁと思っております。
思わぬ出費も覚悟しなければならない可能性も高いですね。
やれやれ、困ったなぁ。
<写真は冬間近の美唄アルテピアッツァ>

追伸
知人から、ブログを見て連絡がありまして、
わたしの記憶違いが発覚いたしました。
申しわけありません。わが家のこのボイラーは
設置後15年超が経過しているものでした。
なので、業者さんの製造年は正しく、従って、ボイラーとしての
耐久年数も、まぁ、常識の範囲内であることが判明しました。
関係各位に、無用の嫌疑を掛けたこと、お詫びいたします。
いや、お騒がせしました。
でもそうなると、振り出しで、わが家の暖房計画再検討です。ふむふむ。




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住宅業界の状況

2009年10月13日 06時52分50秒 | Weblog



北海道では、朝晩の冷え込みがどんどん厳しくなってきています。
わが家でも、床暖房の灯油ボイラーを点検したところ、
「リセット」ランプが点滅する。
で、リセットボタンを押すのだけれど、その後、運転休止してしまう。
だいたいこういう冬準備は、休日にすることになっている。
で、こういう不具合が出ると、メーカーのメンテナンスに連絡を取りたくなるけれど
休日なので、留守番電話で「お掛け直しください」という無情のアナウンス。
まぁ、しょがない、週明けだ、という次第であります。
わが家は床面積が広いので、やはり燃費がかかる。
ことしは、さらに工夫をして燃費を下げたいと考えているのです。

写真は、先日の美幌行きのときに通った石北峠。
クルマのタイヤは、事前にスタッドレスにしてあったのですが、
それにしてもさすがに雪が積もっているとは思いませんでした。
台風の時には、道東地域の峠という峠、みんな積雪したそうで、
まぁ、たぶん、すぐに消えてしまっているだろうと思っていたのですが、
その後の低気圧がかなりの勢力で、
ごらんのような峠道になっておりました。
一足飛びには行かないのですが、
これから寒さが段々優勢になっていく季節の到来ですね。
仕事はそれにつれて、年末年始に向かって忙しくなっていきそう。
ことしはとくに、北海道内の新築住宅棟数が2万戸台にとどまりそう、
っていうような予測が出てくるほどの状況。
マンションなどの需要が落ち込む中で、
戸建て住宅もずっと2割3割減状況が続き、
さらに「長期優良住宅」認定作業の遅れで、比較的元気なビルダーも
そういう外的要因から、棟数を減少させています。
「長期優良住宅」不況、っていうような声も出てくる始末。
景気対策としての側面もあって、ことしの2次補正予算で決定した事業ですが、
「耐震等級2」という制度的な縛りが、申請作業のベタ遅れを招き、
結局は、ほぼすべての住宅で構造計算書が必要になり、
そういうコスト上昇圧力もあって、どうにも「景気刺激」という側面は
むしろ反対の、景気減速要因になりつつあります。
補助金による政策って、どうにも書類の山を作るばかりで、
実態的な仕事には繋がらないのではないかという声が大きくなっています。
「長期優良住宅」の100万円コースは
全国の中小工務店に向けての需要促進策だったのですが、
5000戸の目標に対して、締め切り間近のいまになっても1000戸前後という状況。
硬直化した行政運営手法が、経済実態を把握していない。
全体として、官庁組織が機能不全を起こしているのではないかと思われます。
以前の建築確認厳格化による建築不況と同じ轍を
ここまで踏むものか、と暗澹たる思いがします。
まぁ、そうはいっても前に向かっていくしか方法はありませんね。






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外観と窓のデザイン

2009年10月12日 06時57分36秒 | Weblog



さて、美幌の住宅展示場のご紹介です。
なんか、ようやくたどりついたように、感じます(笑)。
写真は、展示場の一番入り口側になる「高橋工務店」さんのもの。
断熱技術的には、外張り断熱の木造住宅なので、
外壁と窓の面に段差があります。
窓の方が内側になって、しかもその窓が木製窓が多いので、
豊かな表情を見せてくれています。
段差が、視覚的には陰影感を生んで、深みが出てくるのですね。
まぁ、女性の目元のお化粧のようなものとも言えますが、
こういった表情が長期にわたっての家の印象を左右する部分でもあります。
窓は、かなり考えて作られていました。
1階のメインの窓の部分、4つの窓で構成されたものですが、
上の大きな面積部分の窓が開閉されます。
逆に下の足下までの小さな窓は非開閉タイプ。
日射取得を考えてあえて窓にしたのか、通常であれば低い壁にする部分。
一般的には下部を開閉にして、大きな面積の窓はフィックスにする例が多い。
まぁ、コストと性能面でそういう方向が多くなりますが、
ここではあえて大きな窓を開閉タイプにしていました。

で、こういう陰影の深い窓面と、白い外壁面、ポイント的にあしらった地元産の木の表情、
っていうような構成要素のバランスでデザインを勝負して、
建物の形態としては、シンプルな切り妻、端正な三角屋根を採用しています。
外観としては、バランスがとても取れています。
まぁ、上品さを感じられるような仕上げ方ということができるでしょう。
家への考え方と作り方の考え方が明確に表現されていて、
外観も潔く、そのことをシンプルに表現していると感じます。
長く愛され続け、その地域に根ざして作っていく工務店として、
まっとうな姿勢を表現していると言えるでしょうか。
木製窓の優美さを十分に活かしたデザインと言えると思います。
ディテールにしっかりとした表情があれば、
形態はシンプルなほうが、お互いの良さを引き出せると思いますね。
こういうデザインであれば、どういう街並みにも調和して、
長くひとびとの記憶の中に「ふるさと」を感じさせてくれるものと思います。
この住宅展示場がめざしたものが、端的に表現されてもいます。

さて、休日ではありますが、
いろいろな企画が全国で進行していて、
ことしは住宅関係、年末に向かって一年分の動きがまとまってやってきそうです。




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