Rin's Table

結婚を機に福岡から上京。趣味の食べ飲み歩きを中心に記録(ひとりせんべろ~グランメゾンまで)

マキシム・ド・パリ Maxim's de Paris(2015.1月ディナー)

2015-02-03 |  〃 (中央・千代田区)
昨年の秋に訪問してから、次はジビエの時期に行こうと考えていたのに、結局行かずじまい。ジビエが終わる前に行こうという話になりました。本日はコースではなくアラカルトでオーダー。
(白はグラスワイン)

(ダー)Meursault Les Narvaux Michel Coutoux ミッシェル・クトー・ムルソー・ナルヴォー
ムルソーの白。品種【シャルドネ】香りは甘いけれど、味はそこまで甘くない。ミッシェル・クトーさんは、ルフレーヴやラモネと並ぶブルゴーニュ最高の白ワイン生産者「ドメーヌ・ニーヨン」を率いる醸造家。1級畑の真隣という抜群の立地を活かしたムルソーは、樽熟成からくるバニラのようにリッチな風味とミネラルの清涼感が絡まあい奥深い味わいに仕上がっています。

(私)LES ARUMS DE AGRANGE 2012 レ ザルム ド ラグランジュ
メドック格付第3級 Ch. Lagrange Blanc(シャトーラグランジュの白)です。このワインは赤より、白の方が好き。山崎さんは、若すぎやしないかと心配していましたが、まったく、そういう印象はありませんでした。ソーヴィニヨン・ブラン種60%、セミヨン30%、ミュスカデル10%

アミューズ(共通)
豚肉のパテ、マッシュルームのフラン ミルクとベーコンのハーモニー

1: 前菜 殻付エスカルゴ ブルゴーニュ風(共通、1皿をハーフで)
2: 前菜 ずわいがにのサラダ パリジェンヌ風(共通、1皿をハーフで)
中にはズワイガニの身が隠れています。

3: メイン (ダー) ジビエ料理 蝦夷鹿のメダイヨンポワレ ポワヴラードソース 季節の野菜とフルーツ添え (ダーは前回も同メニューだったけど、今回の方が肉肉しくて◎)
(私) ジビエ料理 ヤマウズラ

(本日の赤ワイン)
Ch. Magdelaine 2002 (シャトー・マグドレーヌ)
St Emilion
Premier Grand Cru Classé Bの実力を持つワイン。山崎さんによるとそばにCh. Ausoneがあるのだとか。
テイスティングの際には、まだ若さを感じたため、デキャンタージュをしてもらいました。その結果、見違えるほどまろやかなワインになっていました。完璧なデキャンタージュに感動。

最後に「Vin cuit」というのを頂きました。マスカットを60度で煮るというプロセスを経て作るので「Vin cuit」というのだとか。甘いワインですが、酸味も有ります。ダーはコルシカ島のCap Corseを思い出したとか・・