高波・強風・豪雨で今世紀最大と言われた颱風21号はリコの町内も被害が大きく、アンテナは垂れ下がり、瓦は軒並み落下、特に三階建てに被害が大きかったです。地震、颱風と家屋の被害が多く修理業者、機材の不足で2ヶ月位アンテナは垂れさがり、ブルーシートが屋根を覆っていました。
リコの家の近くで、6月18日の震度6の地震と9月4日の台風で住めなくなり引っ越した人の家が11 月には取り壊しに成っていました。今は更地に成っています。
短歌の先生からこの災害を記憶し、遺さなくてはいけないので短歌にして下さいとご指導いただきました。
取り壊し中の近所の家です。
12月4日には更地に成っています。
颱風二十一号 涼風
〇颱風に揺れに揺れたり音立てて家屋みしみし屋根の飛ぶやも
〇「避難所に行くべきだった」と後悔す雨風さらに激しくなるに
〇蒸し暑き部屋にて耐へる大嵐氷に風当て冷風扇とす
〇ごみ箱にトタン二枚に瓦など庭に飛来すこの大風に
〇瓦飛びトタンの屋根に穴あけば飛来のトタンで応急修理
〇数十戸の三階建ての瓦落ち道に散乱見渡す限り
〇病院の井戸端会議で「市役所でブルーシートが只で貰える」と
〇「被災地に成ってしまった」と屋根飛びし友の嘆きの姿が過る