リコの文芸サロン

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①飯田龍太『龍太 俳句教室』

2019-03-08 | 短歌

 リコは短歌をしていまして、なんとか良い歌を詠みたいと思い、色々と勉強をしています。
その中に時々、俳句の本も読んでいます。
俳句の飯田蛇笏(1885-1962年)、飯田龍太(1920-2007年)は
蛇笏氏の四男で俳誌『雲母』を主宰、金子兜太氏(1919-2018年)の俳句も
好きです。
今は
飯田龍太氏の『龍太 俳句教室』を読んでいます。短歌に通じる内容が多いので大変に参考に成ります。

〇生命をいとおしむ
「俳句は「生命をいとおしむもの」と言う事になりはしないか。だたし、いとおしむべき
生命というものは、自分の生命だけではないと思う。人の生命-----言ってみれば、過去の
秀れた先人に対する敬意をも含めていとしむということになる。それが文芸の本質ではないか。
それに俳句には自然をいとおしむ気持ちが根底にある。」
 (飯田龍太氏の文を要約しました。)

飯田氏の言葉はリコが短歌を作る時にも心すべき教えです。
特に俳句は17音しかないので作品批評会での指導がとても厳しいのに気づきました。
結句でけつまずいたとか、言わずもがなとか、とにかく厳しい指導です。
短歌は31音で気を抜くとダラダラと詠みそうで心しないといけないと改めて反省しました。

龍太氏の本は短歌にも参考になることが多いので数回にわたって書いてみます。

コメント
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