岡山県の自然保護センターに11月9日に丹頂鶴を見に行きました。
ちょうど、紅葉の季節で美しい山間の池のほとりに、国内最大の40羽の鶴が飼育されています。
紅葉に映える番の丹頂鶴
生まれたばかりのヒナです。親鳥のくちばしが17cmなのでヒナの大きさが判りますね。
〇四十羽の鶴住む森へこころ急く鳴き交はす声に歩を早めたり 涼風
〇紅葉の樹下にたたずむ鶴二羽の紅白黒に水辺を飾る
丹頂鶴の羽の大きさは約1.2mです。 鶴の卵、鶏の卵の5個分の大きさです。
〇コーと雄コッコーと雌の相和する鶴の鳴き声森に響けり
〇森にすむ夫婦の鶴の睦まじさ三歩後ろを雌の歩めり
〇風切り羽持たねば池に遊ぶ鶴夕べになれば檻に戻さる
〇愛の巣は体育のごと巨大なり番の鶴の金網の檻
〇紅色の鶏冠(とさか)と同じ肉瘤(にくりう)なり羽毛にあらず鶴の頭頂
〇千年と聞けども鶴のその寿命二十五年と以外に短し