リコの文芸サロン

文化、芸術、手芸など人生を豊かにする情報発信ブログを始めました。より良いブログに育てるためにコメントなどお寄せください。

友の一周忌

2019-09-26 | 心に問うこと
今日は松井一恵さんの一周忌です。一恵さんはリコの文芸サロンを開設する事を勧めてくれて、彼女もフランス語の詩文、手芸作品、庭の花々の記事を投稿してくれていた。ブログのパートナーだった松井一恵さんは平成30年9月26日に亡くなられました。僅かに55年の人生でした。

リコが一恵さんの事を思い起す時に必ず思い出す詩文を紹介します。
1200年以上前に空海が仏教を中国の青龍寺で受け継ぎ日本に帰る時に師の恵果大師に送った詩文です。



意味は


私は松井さんの事を思い出す度にこの詩文を目に浮かべます。これから2人して色々な事に挑戦出来たと思うと本当に彼女の逝去は残念です。

リコと松井さんと星の宮さんは短歌の友です。星の宮さんが庭の花(紫苑:しおん)と短歌を送ってくれました。






〇切り花になりてなほさら可憐なり秋の光を纏へる紫苑  星の宮




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難再見

2019-09-26 | 短歌
9月26日は昨年に亡くなられた松井一恵さんの1周忌です。リコのブログのパートナーだった彼女の逝去はリコに深い哀しみをもたらしました。


私たち3人(一恵さん、星の宮さん、リコ)は短歌の友です。星の宮さんの庭の花です。一恵さんのイメージにぴったりの花をありがとうございました。

難再見  涼風
〇善通寺の胎内巡りの戒壇に男盛りの空海の声

〇「幸せに暮らしなさい」と空海のお諭し今も力となれり

〇空海の「一生一別難再見」のお言葉身に滲む友逝きたれば


一恵さんの若々しいお洒落な詠草を紹介します。
〇馥郁たる梅の香いっぱい吸ひ込みてスキップしたしうららかな朝

〇噴水の飛沫はつかに温みもち春めく日差しにセーターを脱ぐ

〇年ごとに一歩の幅の狭くなる父を支ふる靴の小ささ

〇ブラインド上げておいてね看護婦さん我が家へ続く道みたいから

〇夫の買ひしクッキー缶の蓋とればパリのカフェーの匂ひ溢ふるる

〇光り満つる春の街へと出かけたし水色リネンのスカーフ纏ひ

〇憂鬱が押し寄せる日はいつもより紅きシャネルのルージュをひこう

フランス語、英語も得意、ITも専門的な知識持つ一恵さんと二人で色々な事に挑戦したかったです。

一恵さんの手芸作品のごく一部です。






木目込みのお雛様



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