新型コロナウイルスの影響で家に居ることが多くなり、続けて2冊の本を読みました。そして、読売新聞の朝刊小説の単行本の『流人道中記』上下巻が届きました。
○万人向け『流人道中記』上下巻
19歳の見習い与力、石川乙次郎と36歳の押送人の青山玄蕃の江戸から松前藩までの道中の物語です。毎朝、新聞が届くのを楽しみにしていた1年半でしたね。
○青年向『天国からはじまる物語』ガブリエル・ゼヴィン著
若いときからそんなことも有るのかと知っておくのも良い経験になります。15歳で自転車に乗っていて車にはねられて亡くなった少女の物語です。ありそうでない物語です。
○老年向けの『地蔵千年花百年』柴田翔著
著者が80歳頃の作品で人生を長く生きて来ないと解らない物語です。シニアのリコは自分の人生を振り返り納得のいく物語でした。