リコの文芸サロン

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三十年

2020-09-01 | 短歌
30年も通っている友人の美容院がコロナウイルスの感染を恐れて予約日の前日にラインで「今日から当分、休業します」と突然の宣告。
2ヶ月待ったけど「命にかかわるので、もう暫く休みます」と再開しないので髪が伸びてボサボサ髪の山姥に成りました。
人生で一番見苦しい風采の2ヶ月でした。
恥ずかしいやら悲しいやらで、飛び込みで新しい美容院で気に入りの髪にカットしてもらいました。




そんな日々を短歌に詠みました。
三十年 涼風
三十年を通ふ歯医者と美容院を換へる機となるコロナウイルス

友人の美容師からのラインあり「今日から暫く休業します

二ヶ月を髪ボサボサの山姥に成り果て次のお店を探す

感染を防ぐ工夫で営業を続くる店に髪を切りたり

最新の設備ととのふ新築の歯科医院へとにはかに移る

虫歯には樹脂の詰め物在りといふ十五分にて治療の終る

金属の詰め物ならば型を取り仮歯で過ごせし七日の長し

銀色を白の素材に取り替へてお口の中の景色の変る



モデルさんの髪型を見せてこんな感じにカットしてもらいました。
(リコの写真ではありませんよ、念の為。)
今では新しい美容院が気に入ってます。



コメント
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