今年、最後のアップです。
年末年始のお楽しみに、リコがこれまでに観たテレビドラマの中で庶民の生き様を作品とした
素晴らしいドラマを紹介します。
4月から始めた私のブログを皆さま応援してくださり有り難うございました。
9月にブログのパートナーの松井一恵さんが亡くなられたのはリコにとつて深い哀しみと成りました。
彼女の為にも「リコの文芸サロン」をしっかりと育てて行きたいと思いますので、
今後とも宜しくご声援下さい。
2作品とも放送は終了していますがDVDが出ていますのでTUTAYA等のレンタルショップで借りれます。
「ホジュン・宮廷医官への道」と「大草原の小さな家」です。
人は弱く、限りあるもの。それでも人々は一生懸命に生き、誠を尽くし人生を終えていく。
〇「ホジュン・宮廷医官への道」チョン・グァンリョル主演のこの韓国ドラマは朝鮮時代に実在した
医師ホジュンの波瀾万丈の生きざまを描いています。
恵まれない境遇から強靭な意志とたゆみない努力で、そして弱者に対する限りない優しさをもって
人生を切り拓いて行った物語です。
〇大草原の小さな家は1974年~1982年までシリーズ1~9で、全203話NHKで放映されました。
最近、ケーブルテレビの559で再放送され、土曜の10時から夜9時まで長時間放映されていました。
11月17日の再放送の話で金の採掘ラッシュ(ゴールドラッシュ)の話でお爺さんの金鉱掘りが
奥さんのお墓の下に沢山の金を隠していたのをローラが人に話したので聞いた人はお爺さんの金
を盗んで逃げて行きました。お爺さんはローラがしゃべったのでこの惨事が起きたと嘆き哀しみ
焼身自殺をしてしまいました。ローラのお父さんが見に行った時には家は炎に包まれていてお爺さんを
助ける事が出来ませんでした。
ローラにはお爺さんが自殺したことを隠して、「怒っていなかったよ。彼は町を出た。」と
ローラに真実を告げませんでした。リコはこの事に納得がいきませんでしたが、3日ほど考えました。
真実を受け止める精神がまだ無い幼い子供には受け止めれるだけの真実を伝えればよく、この場合は、
「ローラはお爺さんにひどい事をしたと反省している。」「父親はお爺さんは町を出たと方便を使って
幼いローラの心を守った。」真実をすべて伝える必要はなく当時者の精神力に合わせて
対応する必要をリコは学びました。
「人は弱い、限りがあるもの」との視点で様々な困難を乗り越えて生き抜くインガルス一家の物語は
リコが30代で見た時よりも、シニアの今の方がより多くのことを感じ取れます。