エリス・パーカー・バトラー『通信教育探偵ファイロ・ガップ』
ユーモア小説という呼び方をされる小説は、読み始める前に距離をおきたくなってしまう。
欧米の翻訳ものだと、シットコムが思い浮かんでしまう。
たいしておかしくもないところで笑い声。
『通信教育探偵ファイロ・ガップ』は、ユーモア小説だ。
読み進めるうちに、そのユーモア感覚に慣れ、だんだん心地よくなってくる。
間抜けな探偵に同情さえしてくる。
これがユーモア小説。
クラフト紙に、濃淡の違う黒で刷られた表紙は、ハードカバーなのに安っぽさ満載で、ユーモア小説ってこんなもの、と思わせる。
帯を巻いた状態の、ごちゃごちゃな感じがいい。
装丁は長田年伸氏。(2012)
ユーモア小説という呼び方をされる小説は、読み始める前に距離をおきたくなってしまう。
欧米の翻訳ものだと、シットコムが思い浮かんでしまう。
たいしておかしくもないところで笑い声。
『通信教育探偵ファイロ・ガップ』は、ユーモア小説だ。
読み進めるうちに、そのユーモア感覚に慣れ、だんだん心地よくなってくる。
間抜けな探偵に同情さえしてくる。
これがユーモア小説。
クラフト紙に、濃淡の違う黒で刷られた表紙は、ハードカバーなのに安っぽさ満載で、ユーモア小説ってこんなもの、と思わせる。
帯を巻いた状態の、ごちゃごちゃな感じがいい。
装丁は長田年伸氏。(2012)
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