ビル・ブライソン『アメリカを変えた夏 1927年』
表紙のイラストは、ごちゃごちゃした感じが遊園地のようだ。
観覧車、ジェットコースター、メリーゴーランド。
いろんなものが詰め込まれた、昔ながらの遊園地。ニューヨークのコニーアイランドのような場所。
オリジナルの英語版とほぼ同じ表紙。違うのは、日本語タイトルが入っているところに、英語版は著者名だけが大きく入っている。
日本語版の帯を取って気づくのだ。
「ONE SUMMER AMERICA 1927」という書体の雰囲気が、一気に1927年に連れて行ってくれると。
その点、英語版の方は、見た瞬間、古い時代へ飛ばされる。
丁寧に、人を、事件を調べ上げ、1927年のアメリカを描写する。
退屈な箇所はひとつもない。
まるで遊園地。
時代が特異だったのか、著者の視点がユニークなのか。
ページのあちこちにリンドバーグが登場する。それは常に上空を飛んでいるような感覚。
600ページに近い、長い読書だったが、少しずつ進む時間が楽しかった。
装丁は小林剛氏、イラストはNeil Gower。(2019)
表紙のイラストは、ごちゃごちゃした感じが遊園地のようだ。
観覧車、ジェットコースター、メリーゴーランド。
いろんなものが詰め込まれた、昔ながらの遊園地。ニューヨークのコニーアイランドのような場所。
オリジナルの英語版とほぼ同じ表紙。違うのは、日本語タイトルが入っているところに、英語版は著者名だけが大きく入っている。
日本語版の帯を取って気づくのだ。
「ONE SUMMER AMERICA 1927」という書体の雰囲気が、一気に1927年に連れて行ってくれると。
その点、英語版の方は、見た瞬間、古い時代へ飛ばされる。
丁寧に、人を、事件を調べ上げ、1927年のアメリカを描写する。
退屈な箇所はひとつもない。
まるで遊園地。
時代が特異だったのか、著者の視点がユニークなのか。
ページのあちこちにリンドバーグが登場する。それは常に上空を飛んでいるような感覚。
600ページに近い、長い読書だったが、少しずつ進む時間が楽しかった。
装丁は小林剛氏、イラストはNeil Gower。(2019)
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